レイコとシンジ-復讐するは我にあり-後編- 8

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「ひギアあああっ、熱いっ、くああアアあぁっ、アッ、アギイイィィッ!!」須崎は狂ったように叫び続けた。手を炙られた時の苦痛の比ではない。体の奥底にまで熱が伝わってくるのが分かる。まさに命そのものを燃やされているような苦痛だ。これほどまでの苦痛は未だかって味わったことがない。須崎がのた打ち回るのを見下ろしながら朝子は大笑いしていた。「アハ、アハハ、アハハハハッ!いい動きよ!ほらもっとお尻を動かして!そんなんじゃいつまで経っても火は消えないよ!」笑い転げながら朝子はふとオイルが燃える匂いに混じって異臭を感じた。なんだろ、この匂い。余り記憶にない、ツンと刺激的な匂いだった。どこから漂ってるのかな?匂いの源を探してニ、三回鼻をクンクンと鳴らした朝子がポンッと手をたたいた。「あ、そうか!この匂い、須崎さんのお尻が焼ける匂いなんだ!」そう分かった瞬間、朝子はその匂いを何とも言えずいい香り、と感じた。人間が焼ける匂いは耐え難い悪臭、と聞いていたけど、全然そんなことないじゃん!いい匂い・・・うっとりしちゃうわ、なんか焼肉食べたくなってくるような匂いじゃない!それを職業としている軍人でも、初めて敵の焼け焦げた死体の匂いを嗅いだ時は生理的嫌悪感に耐えられない、と言う。だが須崎を責め苛むことに、特に長時間火責めを続け、火で責め苛むことに耽溺してきた朝子にとって、その匂いは自らの拷問、処刑の成功を祝福する香り、自らの勝利と須崎の苦悶を象徴する至上の芳香となっていた。「ああ、いい匂い!うっとりしちゃう・・・ねえ須崎さんも感じない?自分の体が焼ける匂い。最高の香りだと思うんだけど、どう?」朝子は大きく息を吸い、須崎の尻が焼けていく匂いを満喫した。だが問い掛けられた須崎に答える余裕などあるわけがない。我が身を焼かれている最中なのだ、ひたすら絶叫をあげ、悶え苦しむ以外のことが出来ようはずがない。

須崎にとっては無限とも思える時間が流れた。実際には高々10ccかそこらのオイルしかない。燃える、と言っても何分も燃えつづけるわけではない、一分かそこらのものだ。だが須崎の精神も肉体も全てを焼き尽くすには十二分な長さだった。漸くオイルが燃える炎が須崎の尻の上で小さくなり、一条の煙を残して燃え尽きても須崎は全身をピクピクと痙攣させたまま精根尽き果てて横たわり、啜り泣いていた。だが朝子が与えた休息時間はほんの僅かしかなかった。「うん、結構いい色に焼けてきたじゃない!もう触っても熱くないかな?」満面に笑みを浮かべながら、朝子は焼け爛れた須崎の尻を平手でピシャピシャと叩いた。「ぎ、ぎあっや、やべ、さわらないで!!!」火は消えたとは言え重度の火傷を負った尻を叩かれては堪らない。痛い、というより不快感、悪寒のような苦痛が全身を駆け巡る。「アハハハハッ!そんなに痛いんだ!そう、可哀想にねえ。この火傷、果たして治るかしら?一生痕が残るかもね!」笑いながら朝子は須崎の眼前にしゃがみこんだ。「でもね、これはあくまで刑罰、須崎さんを懲らしめる火焙りの刑だ、て言ったでしょ?唯のリンチ程度ならもうこれでお終いにしてあげてもいいんだけどね、刑罰、て言ったらこれじゃまだまだ手温いわ。いい?これは刑罰、火焙りの刑よ。今のはほんのオードブル、本物の火焙り刑の執行は・・・これからよ!」

楽しげに笑いながら朝子は奥の機械が置かれている作業場にあるテーブルへと歩いていき、上に置いてあった缶を持ってきた。その缶を須崎の目の前で揺り動かすとチャポチャポと音がする。何だろう、と涙で曇った目で見た須崎が声にならない悲鳴をあげる。その缶にはこう書いてあった。「潤滑用オイル」「・・・ひっひいいいいっ!そ、そんな!!!」「あら何そんなに驚くのよ、ここは廃業したとは言っても工場なんでしょ、オイル位残ってたって不思議はないでしょ?そんなことより、この量・・・ウフフフフ、100CC以上は入ってるわね。さっきお尻を焼いてあげたオイルの十倍はあるんじゃない?ねえ、もうこの先の展開、流石に分かるわよね?ウフ、ウフフ、ウフフフフフ、このオイル、ぜーんぶ使って焼いてあげるからね!あっついわよー、どうするの、さっきみたく直ぐには火、消えてくれないわよ。ウフフフフ、須崎さんのお尻、真っ赤になるとか皮が剥ける、じゃすまないかもね。お尻、黒焦げになっちゃうんじゃない?どんな悲鳴とダンスを見せてくれるかな?たのしみー!たっぷりと堪能させてね!」朝子は蓋を開け、須崎の尻にゆっくりと黒ずんだオイルを垂らしていく。「ヒッ、ヒイッ!」「あら冷たかった?ごめんねー、直ぐにあったかくしてあげるからさ、ちょっと待っててね!」先ほどよりも遥かにたっぷりとオイルを垂らしたところで朝子はふと手を休めた。「あっ、そう言えば一つ忘れてたわ。玲子もフミちゃんも、一生再起不能、絶対に消えない痕が残るような刑を執行したわよね。うーん、こうやってお尻を焼くだけじゃちょっと物足りないわね。・・・お顔でも焼く?」「や、やだああああっや、やべでぐれえええええっそ、それだけは、それだけはやめてくれえええええっっっ!!!」朝子が目の前にオイル缶を突きつけると須崎は死に物狂いで泣き喚き、激しく首を振り回して何とかオイルから逃れようとする。クスッ、馬鹿ね須崎さん、流石に顔面ケロイドにしたんじゃ後始末が厄介すぎるわよ。でもこんなに恐がっちゃって、何だか可愛いわね。「アハハハハッ、よっぽど顔面焼きは怖いみたいね。いいわ、じゃあ勘弁してあげようか?」「あ、ああっお、おねがい、なんでも、なんでもするから顔だけは許して・・・」「ふーん、じゃ、顔以外だったらどこを焼かれてもいいね?」朝子はグイッと須崎の尻の割れ目を広げると、その割れ目の中、特に肛門周辺にたっぷりとオイルをかけた。「さっきはオイル少なかったから、中までしっかりと焼けなかったでしょ?でも本当にバッチクテ臭いのはここだもんね。ここもこんがり焼いてあげるわね!」ヒイイイイッ再び須崎の悲鳴が上がる。「そ、そんな酷い・・・」「あ、何?やめて欲しいの?いいわよ、やめても。じゃ顔面ケロイドがいい?どっちか好きな方選んでいいよ。でもどっちか一つよ。あれも嫌これも嫌、どっちも嫌だなんて言うのは、そりゃ無理よ?どっちがいい?お尻、お顔、はーい、ファイナルアンサーのお時間でーす!ラストカウント終了までにチョイスしてくださーい!あ、念のため、アンサーがなかった場合には、両方まとめて焼いちゃいますからねー!」りょ、両方!そ、そんな・・・と言おうとして朝子を仰ぎ見た須崎は絶望に言葉も出ない。こ、こいつなら・・・こいつなら本当にやる・・・お、俺を絶対に焼く・・・「5,4,」答えなければりょ、両方とも「3,2,」・・・ど、どうする・・・「1,0!はーい、ではファイナルアンサーをどうぞ!」流石に顔か尻かで、顔を焼いてくれ、と言えるわけがない。「・・・け、けつ・・・」「うん、なんですかあ?はっきり答えてくださーい!」「・・・あ、ああ・・・け、けつ・・・尻にしてくれ・・・」「はあい、お尻がファイナルアンサーですね!ではお望み通り、しっかり焼いてあげましょう!焼き加減は・・・ウェルダンでよろしいですね!」

朝子がゆっくりとライターの炎を近づけ、再び須崎の尻に点火する。ボッ・・・純度が低い潤滑用オイルはやや黒い煙をあげながら燃え始め、あっと言う間に須崎の尻全体を炎が舐めつくす。「「ギャアアアアアアアァッ!!熱いッ、熱いいぃっ!ウギャアアアアアアアアァッ!!」「いやあああああぁっ、助けてえぇっ、誰、誰かっ、火を消してぇっ。いやああああぁっ」先ほどとは比べ物にならない位の絶叫が須崎の口から迸りる。相変わらず引っ繰り返ろうとしては朝子たちに押さえつけられるので、せめて唯一自由にできる動きを、少しでもオイルを振り落とそうと尻をヒコヒコと上下左右に振り回し、必死で珍妙なダンスを踊りつづける。だが揮発性が高く、サラッとした燃料用オイルと違い潤滑用オイルはある程度の粘性を持つ。その粘性はオイルを下に垂れ落とさず、須崎の尻にしっかりとこびり付かせている。そして純度の低さも須崎を責め苛むのに寄与していた。潤滑用オイルは燃料用オイルよりは純度が低い分、燃える速度もかなりゆっくりである。勿論燃焼温度も若干低いのだが、そんなことは須崎にとってなんの慰めにもならない。少なくとも人体を焼くには十二分な温度だ、皮膚に密着して中々床に垂れず、しかも延々と燃えつづける。潤滑用オイルは本来の意図とはまったく関係ない用途、火焙り刑にその威力を、須崎を責め苛むには遥かに適した特性を発揮してゆっくりと燃え続けた。「ああっ、熱いっ、ひいっ、あっ、あっ、ああああ---っ!熱いっ、やめてっ、お願いぃっ!」やっと少し炎が下火になり、かつ表皮の神経が焼け死んだせいであろうか、須崎の悲鳴が若干とはいえ何か多少は意味のある、言葉らしきものになってきた。その様子をゆっくりと鑑賞していた朝子の美貌に更に悪戯っぽい笑みが浮かんだ。

「ウフフフフフ、須崎さん少しは余裕出てきたみたいじゃん?火も大分弱くなっちゃったしね、もう終わりだ、やっと終わった、て思ってるんでしょ?・・・ブーッ!ざーんねんでーしたっと!誰がもう終わり、だなんて言ったの?ほらよく見てご覧、まだオイル残ってるよね?聞こえる、ほらまだこーんなにチャポチャポって言ってるじゃん?全部須崎さんにあげる、て言ったでしょ?私、約束守る人なんだ。だから約束通り、須崎さんにこのオイル、全部あげるね!と、いうことでオイル追加いっきまーす!」「ヒッ!イッ!!ヒイイイイイッ!!!きゃああああああああぁっ!やべてっ、も、もうっ、じんじゃううぅっ!ぎゃああああああああぁっ!!」処刑が漸く終わる、と思って神経が緩んだところに処刑再開を告げられ、苦痛が全て振り出しに戻りまた一から焼かれ直す。肉体面だけではない、この朝子の巧みな緩急自在の処刑は須崎の精神までも焼き尽くし、幼児退行に追い込んでいく。須崎の精神は錯乱一歩手前だった。いや、いっそ錯乱してしまえたら、気が狂ってしまえたら、どんなに楽なことだろうか。だが発狂することすらできなかった。

泣き喚く須崎を満足そうに見下ろしながら朝子は追加のオイルを降り注ぐ。しかも今度は既にかなり焼けた尻だけではなく、太腿から膝裏の方にまでオイルを降り注いだ。弱まりかけた炎が新たな燃料補給により勢いを取り戻し、そして炎が脚に、今まで焼かれていなくて未だ神経が生きている脚へと伸びていく。「ギャッ、アッ、あ、あ、熱いっ、熱、っ、ぎゃあああっ!ひいぃっ、ひいっ、ひいいいいいっ!!嫌ああああぁっ!!!えーん、マ、ママ、ママァッ!!!熱い、熱いようっ!た、たすけてえええっ!!!やべでえええっ!!!」だが幾ら泣いても喚いても助けなど来るわけがない。須崎にできることはひたすら苦しむこと、朝子が手にするオイルが全て燃え尽きるまでもがき苦しむこと以外には何もない。漸く全てのオイルが燃え尽きた時、須崎の尻から膝裏にかけては悲惨な状況になっていた。皮膚はべろりと剥け、下の筋肉組織も焼け爛れていた。特に長時間焼かれた尻の一部などは黒焦げに炭化している。一目で分かる。面積に直せば人体全体の1/10程度だから生命に別状はないが、一生ケロイドが残るのは間違いない。須崎は巨体に似合わない女の子のような声でウエッウエッと啜り泣き続けていた。だが未だ終わってはいない。朝子はもう一つの処刑を忘れてはいない。そう、須崎の睾丸を潰すことを。

いかにも楽しそうに須崎を見下ろしていた朝子がやがて立ち上がり、ゆっくりと須崎を蹴り転がす。「ギアッ!ヒヅウッ!!」焼け爛れた尻が床につく刺激に須崎が悲鳴をあげる。その悲鳴に朝子が微かに眉をしかめる。「ああもう!ったくうるさいんだから!それくらいで一々悲鳴あげないの!しっかりしなさい!ペッ!」朝子は再度、須崎に唾を吐き掛けた。そして唾を吐き掛けた朝子の唇が残酷な微笑に歪む。「須崎さん、男の子でしょう?未だ刑は終わっていないのよ・・・そう、これから須崎さんのタマタマ、潰してあげるんだから!あ、そっか、潰したら須崎さん、男の子じゃなくなっちゃうんだね!そうか、じゃあ男らしくないのも仕方ないわね、アハハハハッ!」ケラケラと朝子は楽しそうに笑った。「あっあぐううううう、そ、そんな・・・もうやべで・・・し、死んじゃう・・・」「アン、ほらそんな情けないこと言わないで!大丈夫よ、検見川さんも奈良村さんも潰されたけど、一応生きてるみたいよ。だから須崎さんも多分きっと・・・上手くいけば命は助かるわよ、うん!」「そ、そんな・・・ひ、他人事だと思って気軽に言わないでよお・・・」「他人事?気軽?何バカ言ってるのよ、あったりまえじゃん!他人事に決まってるでしょ?分かってるの?須崎さんは犯罪者、私たちをレイプしようとした罪人よ。私たちはその罪に対する刑を執行しているだけじゃない!当然のことでしょ?それをなんで私が須崎さんみたいな最低の犯罪者のことを親身になって心配してあげなくちゃいけないの?なんで被害者の私が、加害者の須崎さんに同情してあげなくちゃいけないのよ、バカ言わないでよ!」朝子の顔に怒気が浮かんでいた。

「やっぱり須崎さんって全然反省してないのね!あれだけ焼いてあげたのに未だ反省してないなんて、本当に人間の屑、筋金入りの屑ね。須崎さん、骨の髄まで腐ってるわよ・・・いいわ、たっぷりと懲らしめてやる。須崎さんのタマタマ、両方ともペシャンコに潰してあげるから覚悟しなさいね!」罵りながらペッ、ペッと二度、三度と朝子は須崎に唾を吐き掛ける。そして腰に手を当て須崎を見下ろしながらブーツの爪先で須崎の顎を小突いた。「ほら、武士の情けよ、顎は外してあげるから、口開けて!」だが朝子を怒らせてしまった恐怖にパニック状態に陥った須崎は朝子のイラついた声すら聞こえず、ますます大声で叫びたてた。「ひ、ひいいいいった、たすけでぐでえええええっ!つぶさないでくれえええええっ!」「ああもう!うるさい!だったら・・・こうよ!」日頃はどちらかというと脳天気な、やや天然ボケっぽいところさえあり、決してキツイ印象を与えない朝子の可愛い顔立ちが、夜叉のような憤怒に彩られた。

スッと純白のウエスタンブーツを上げた朝子は委細構わず、大口を開けて泣き喚く須崎の口に強引にブーツの爪先をねじ込んだ。「ウ、ウグッ・・・ぐえっ!」悲鳴を封じられ、苦しそうにのたうつ須崎を憎々しげに見下ろしながら、朝子は一気にブーツを踏みこむ。ガグッ・・・呆気なく須崎のあごが外れる。「アガッ、アガガガガッッ・・・」恐怖に顎の苦痛が加わり須崎的には一層激しく絶叫しているつもりだが、顎を外されたせいで悲鳴の音量は急低下している。「ああ清々した。もう須崎さんの悲鳴はうんざり、聞き飽きたわ。さあ止めよ、須崎さんの大事なとこ、潰してあげる。フフフッ、こんな大きな身体でオカマちゃんになるなんて、なんか結構、キモイわね。」

言うなり朝子はクルリと須崎に背を向け、須崎の左足を跨ぐように立ち、位置を極めると振り向いて冷たく宣告した。「さあ準備できた、と。須崎さんは私のブーツ、特にヒールが大好きみたいだから、やっぱりここもヒールで潰してあげるわね。フフフ、思い出した?私のブーツのヒールの堅さ。お鼻と顎でたっぷりと味わったんでしょ?今度はここにも味合わせてあげる!」

「ギビイイイッ、ヤベ・・・ア゛ビイ゛イイイイイッ!!」刑の執行を宣言した朝子は須崎の哀願を完全に無視して前に振り向き、ブーツを振り上げると一気に股間めがけ、踏み込んだ。グヂャッ・・・堅いウエスタンブーツのヒールで踏まれては一たまりもない。須崎の右睾丸が呆気なく潰れる。検見川が、奈良村が味わったのと同じ激痛が須崎を襲う。「ギベエエエエエッ!イ゛ダイ゛イイイ、イデエエエエエエ!!」

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