レイコとシンジ-復讐するは我にあり-前編- 2
けみがわ・・・けみがわ、検見川・・・慎治の頭の中で引っ掛かるものがあった、検見川、随分珍しい苗字だな・・・「慎治、ひょっとしてその検見川さん、て人、僕と中学一緒じゃない?でさ、ホストっぽい、矢鱈と逝けてるルックスの人じゃない?」「あ、そう言えば・・・確かに検見川さん、慎治と同じ中学だよ。うん、確かにあの人、滅茶苦茶鬼畜な癖して,顔は矢鱈と逝けてるけどさ、それがどうかしたのか?」「その検見川さん、僕たちより2年上、丁度僕たちが新入生の頃の最上級生だよね・・・検見川、そんな珍しい苗字の人、あの人しかいないよ、きっと!」「な、なになに慎治、検見川さん、知ってるのか?」「うん・・・いや、僕は殆ど話したことないんだけどさ、富美ちゃんが超お熱だったんだよ。検見川さん、ちょっと危ない感じもする人じゃん?だからさ、富美ちゃん、最後まで告れないまま検見川さんが卒業しちゃってさ、それっきりになっちゃったんだ。だけど、富美ちゃんが超お熱だったのはみんな知ってる、有名な話だよ。」運命の歯車がコトリと不吉な音を立てた。「・・・慎治、プレジの坊野さんだけじゃなくてサブの検見川さんとも話つながりそうじゃん・・・これ、これって・・・俺たちにも、俺たちにもやっと、やっとツキが回ってきたかもしれないぜ!」
早速セットに入った慎治たちに朗報がもたらされたのは、2週間後だった。指定されたファミレスで慎治が会ったのは確かに、中学の時にいた検見川先輩だった。「オウヨ?おまえ、なんか見覚えあるな。もしかして、おまえ、中学の時,俺と被ってなかったか?確か・・・富美代だっけ、あの小うるせーガキとつるんでなかったっけ?」「は、はい。富美ちゃんのこと、覚えていらっしゃいましたか?」「ああ。あいつ、小便臭いガキのくせしてうるさく付きまといやがってよ、結構ウザかったな。あいつ、真面目な子のくせして俺のこと、なんかいい人系と勘違いして付きまとってたろ?笑っちまうよな、こっちは全然その気ないのによ。ウゼーから一回姦っちまうか、と思ってたけどよ、あの頃は俺も人間、丸かったからな、いい人ごっこして遊んでる内に卒業しちまって、それっきりになったけどな。どうよ、あいつも元気してるか?」よかった。覚えていてくれた、しかも富美ちゃんのこと、好意も何も持ってない、じゃあ話は早い。慎治たちは手早く用件を説明した。話は簡単,言葉にすれば僅か1,2行だ。天城礼子,霧島玲子,神崎富美代,萩朝子、この四人を攫ってグチャグチャにレイプして欲しい。できたらレイプ写真も撮って欲しい。そんな写真をばら撒かれたら二度と表を歩けない,という位,恥ずかしい写真を撮って欲しい・・・「ふーん、慎治,何があったかは知らねーけどさ、よっぽど富美代たちのこと、むかついてるんだなー。大方,お前ら高望みしてこいつらに告って派手に振られた、てとこか?ま、別にいいけどよ。坊ちゃん,どうよ?」「おう・・・でもよ,この子たち、マジでいけてねーか?こりゃよ・・・こいつらの依頼抜きでもやっちまいてーよな。こういうお高く止まった女のよ、姦った時の泣き声ってシビレルからな。四人か、全員いい線逝ってるじゃねーか。じゃーよ、奈良村と須崎もこういうタイプ、結構好みだからな、連中も誘ってやろうぜ。・・・OK、おい、おまえ慎治、て言ったな、普段はこんな値段じゃ動く気しねーけどな、こいつら上玉揃いだ、出血大サービスしてやるよ。一人十万,四人で四十万積みな。そしたらよ、おまえらの望み通り、グチャグチャに姦ってやるよ。今言った奈良村と須崎な、こいつら、うちのNO.3とNO.4だぜ?それに俺とケミ、うちのNO.1からNO.4揃い踏みの超豪華メンバーで姦ってやるぜ・・・望みどおり姦ってやるぜ。派手に、たっぷりとな。ケミちゃん、この内のこいつ、知り合いなんだろ?だったら、絵は描きやすくねーか?頼むぜ,こいつら上玉揃いじゃん?俺にも楽しませてくれよ!」「オウヨ!ま、その手の絵は俺の専門分野だからな、任せときな。富美代か、よく見ると中坊の時よりグッといい女になってるじゃねーか。中坊の時は食いそびれたけどな、今度は遠慮なく食わしてもらおうか!」
やった、やった、やったーっっっ!!!慎治たちは外に出てから、思わず抱き合って大喜びしてしまった。「や、やった、やったな慎治!」「うん!うん!聞いた?派手に、たっぷりと姦ってくれるんだって!あの人たちが派手に、て言うんだよ!?富美ちゃんも礼子さんたちも、もう終わった、て感じ?」「そうだそうだ!もう四人まとめて終わったよな!キケケケケ!あいつらの泣き顔が目に浮かぶようだぜ!」「イヒ、イヒヒヒヒ!あー、もう早く姦ってくれないかな!富美ちゃんたちが姦られた後、どんな顔して出てくるか、考えただけでも興奮しちゃぅよ!!!」慎治たちは復讐の快感、未だ実際には何も起きていないのに、もう復讐を果たしたかのように束の間、復讐の快感に浸っていた。
検見川は早速、富美代を誘うきっかけを探り始めた。余計な警戒心を持たれずに接触するいい方法を。「よし、慎治、おまえ、富美代たちとよく話すんだろ?そろそろ文化祭シーズンだからよ、連中もどっかの高校の文化祭、行く筈なんだよ。それ聞き出したらよ、俺に報告しな。そこで偶然の再会って奴を演出してやるからよ。」検見川の読み通りだった。人気ブランド校の聖華だ、文化祭シーズンになると各校からの誘いは激しい。そして聖華の中でも有数のハイレベルを誇る礼子たち四人は当然の如く人気抜群だ。慎治が横で聞き耳立てていると、毎週のようにあっちこっちの文化祭に出かけているようだった。慎治たちを毎週末鞭打つ、とは言っても人間の身体だ、土日両日とも鞭打っていたのでは流石に慎治たちの身体が持たない。だから礼子たちの基本的なパターンは土曜に慎治たちを苛め、日曜は自分たちだけでどこかに遊びに行く、というものだった。慎治が礼子たちの予定を逐一、検見川に報告していると、ある一校のところで検見川の目が光った。「うん?来週、二宮義塾か。いいな、ここ坊野の高校だ。ここにするか。」慎治にとっては意外な一言だった。二宮義塾、相当にハイレベルの高校だ。受験偏差値で言えば聖華より高い位、都内でも上位に属する高校だ。実は坊野に限らず、検見川、奈良村、須崎は皆、比較的レベルの高い高校に通っている。彼らは決して馬鹿ではない。彼らに言わせれば工業高校にでも通って族やギャングをやってる連中はサルなみの低脳、時代遅れのパフォーマンスしか出来ない連中だ。今時、気の利いたワルをやるには、少しは頭が必要だろ、と思っている。実際、彼らはレイプ、恐喝、暴行なんでもありの凶悪チームのくせして未だ警察につかまったことはなかった。勿論、警察に相当マークはされているのだが、周到な準備、口封じを徹底し、捕まるにしても精々下っ端、坊野たち四人は今まで全くの無傷だった。
そして日曜日、二宮義塾の文化祭に礼子と富美代が現れた。ブラブラ催し物を見ている二人に次々と誘いがかかる。遠くからでも強烈に目立つ二人だ、誘いは引っ切り無しにかかる。それを適当にあしらいながら回っている二人が漸く一息ついたタイミングを計り、検見川と坊野は行動に移った。「あれ、もしかして富美ちゃん、神崎、富美ちゃんじゃない?」え、誰かしら?知ってる人かな?ベンチに座ってコーヒーを飲んでいるところに後ろから声をかけられ、振り向いた富美代は思わず声を上げそうになった。「あ、け、検見川先輩じゃないですか!え、先輩、この高校なんですか?」そこに立っていたのは中学のとき憧れていた先輩、検見川だった。相変わらずの端正な顔に爽やかな微笑と驚いたような表情を浮べ、両手を広げていた。「いや、俺はここじゃないんだけどさ、友達がここだから遊びに来てたんだよ。あ、紹介するよ、坊野、て言うんだ。」「あ、よろしく、ケミの後輩?」内心のどす黒さを隠しながら、坊野も爽やかな微笑を浮べた。フン、今日は二人だけか。依頼のあったもう二人、霧島玲子と萩朝子は一緒じゃないな。まあいい、今日は仕込みだけにしとくか。食うのは後でゆっくりと楽しめばいいからな・・・それにしても、こいつら二人、マジ上玉だな。後で輪姦すのが楽しみだな。余計な警戒心をもたれないように近くのオープンカフェに二人を誘い、検見川は如何にも嬉しそうに切り出した。「いやー、でも驚いたなあ。こんなとこで富美ちゃんに会うなんてさ。でもほんと、可愛くなったね。今、どこに通ってるの?」「え、せ、聖華です。礼子も聖華のクラスメートなんですよ。」「あ、聖華なんだ。いいねえ。あそこ名門じゃん?」中学の時の憧れ、検見川先輩との思わぬ再会に富美代はすっかり舞い上っていた。高いプライドと十分な警戒心を持っている富美代は普段、ナンパなんぞについていくタイプではない。だが今日ばかりは警戒心がすっかり緩んでいた。横にいる礼子も半ば苦笑していた。あらあら顔真っ赤にしちゃって。クールが売りの富美ちゃんがこんなに顔に出るなんて、初めて見たわ。後で精々冷やかしてやろうっと!検見川たちはしたたかだった。今日、無理してどこかに誘えば余計な警戒心を持たせかねない。だから深追いして無理に誘ったりはせず、携帯ナンバーだけ聞き出すとさっさと話題を切り替え、次に繋ぎながら巧みにリリースに取り掛かった。
「ふう、本当はもっとゆっくりしてたいんだけどさ、俺たちも今日は自分のサークルにも顔出さなくちゃいけないんだ。悪いけど、お先に失礼な。また今度、どこかで会えるといいね。」え、折角再会したのにもう行っちゃうの!?富美代は思わず焦ってしまった。憧れの検見川先輩との予期せぬ再会に舞い上がったところにあっさり終わりを告げられ、すっかり動揺した富美代は普段からは考えられない行動に出てしまった。「え!も、もう行っちゃうんですか!もうちょっといいじゃないですか!せ、折角会えたんだし・・・」フン、バカが、引っ掛かりやがったな。耳まで赤くしている富美代を見ながら、冷酷さを内面に隠しながら検見川はあくまで爽やかそうに、かつ、いかにも残念そうに首を振った。「ああ、ほんと、ごめんな。俺もまさか今日、富美ちゃんと会えるとは思ってなかったからさ、この後、予定びっしり入れちゃったんだよ。ほんと、残念だなあ、もっとゆっくりしてたいんだけどね。なあ、坊野?」「ああ、俺も折角だし、もうちょっとお茶してたいんだけどな。でも、もうマジで行かないと、遅れちゃうぞ!?」え、ええ?本当に行っちゃうの?完全に動転した富美代は思わず、常日頃とは正反対の行動に出てしまった。自分から誘う、という行動に。「せ、先輩!じゃ、じゃあ今度、い、一回どこか、ゆっくり遊びに連れてってくださいよ!」ゲット!検見川が内心、ほくそえんでいるだろうと思い、坊野は笑いを押さえるのに必死だった。ったく、ケミは女引っ掛けるの、上手いよな。この手のお高く止まった女はこっちからいくら誘ったってなびかねーからな、こうやって一度リリースしといて、てめえの方から誘わせるのがコツなんだよな。絶妙の間合いと本日最高の笑顔で検見川は誘い返した。オッケー、一匹ゲット!ったく、この手はよく効くな。「あ、嬉しいな!富美ちゃんもまた、会いたい、て思ってくれたんだ!いや、俺もさ、絶対もう一度会いたいな、て思ったんだけどさ、富美ちゃん、あんまり可愛くなってたんで、ついつい誘いにくくてさ、後でメールでも送ろうか思ってたんだよ。じゃあさ、ほら俺たち、富美ちゃんたちから二個上だろ、丁度四輪の免許取ったとこなんだよ。でさ、坊野と俺、車買ったばかりだからさ、後二人、奈良村と須崎、ていう友達がいるんだけど、そいつらと毎週ドライブ行ってるんだ。どう、富美ちゃんと礼子ちゃんも今度、一緒に行かない?誰か後二人誘ってさ、四対四で行かないかい?」「え、本当ですか!わあ、嬉しい!検見川先輩とドライブできるなんて最高!うん、勿論行きます!ね。礼子、礼子も勿論OKよね?先輩たち四人だから、私たちも後二人、玲子と朝子を誘おうよ!」はいはい、富美ちゃん、もう完全その気ね。玲子と朝子も呼ぶですって?超豪華メンバーじゃない、なんか勝負入ってない?まあ、いいけど。中学の時の憧れの先輩だもんね、いいわよ、ドライブ位、付き合ってあげる。半ば呆れながらも礼子はニッコリと輝くような笑顔でフォローした。「うん、いいわよ。富美ちゃんの先輩とドライブだなんて、私も嬉しいな!私も喜んで行きます!」礼子の返事を聞いて坊野と検見川は内心、ニヤリとほくそ笑んだ。上手く引っ掛かったな。残りの二人、霧島玲子と萩朝子もこれで誘い出せたぜ。バーカ、俺たちにノコノコついて来るなんてよ、一生忘れられないドライブにしてやるぜ・・・余計な警戒を持たれないように、検見川はこの日はこのまま本当に、あっさりと富美代たちを帰した。その代わり、メールを二日おきに入れてメンテを怠らず、富美代の熱を保ちつづけた。一方、その夜富美代は早速、玲子と朝子に誘いの電話を入れていた。「ねえ玲子、お願い!私、先輩と上手く行きそうなんだからさ、協力してよ!」「朝子、絶対付き合って!今度、なんでも好きなの奢るからさ!」全く、富美ちゃんがちょっと笑ってあげれば、向こうから必死で追っかけてくるに決まってるじゃん。あんたの方から追っかけてどうするのよ。富美ちゃんも意外とお子様なんだから・・・礼子と同じく、半ば呆れながらも玲子と朝子もOKした。ま、富美ちゃんがこんだけ言うんだもん、しゃーないわね、ドライブ位、付き合ってあげるわよ。
