レイコとシンジ-砂漠に逝く-中編- 5

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「そう、慎治、やっぱり飲めないみたいね。分かったわ。じゃあ、約束通りもう一つの罰ゲームに行こうか。私と礼子の鞭をたっぷりと味合わせてあげようね。」「ヒッ!!!そ、それだけは!!!」「どうでもいけど慎治、いつまで引っ張る気?これがラストチャンスよ。今すぐ飲まないんだったら、もう鞭に即、行くからね!慎治、あんたそんなに私と礼子をいらいらさせたいの?」鞭の恐怖、慎治にとっては最早、本能と言ってもいい恐怖だった。慎治は必死の思いでコップを再度、今度は両手で掴んだ。もう一度口の前まで持って行った。少し時間が経ったせいか、先ほどより匂いが一層、きつくなった気がした。だが、もう何かを考える余裕は全くなかった。のむんだのむんだのむんだ・・・・・念仏のように自分に唱えながら慎治は大きく息を吐くと、コップに口をつけた。のむんだのむんだのむんだ・・・グッとそのまま体ごと反るようにして上を向いた。コップの中の液体が流れ、慎治の唇に触れた。生暖かい、ぬるま湯のような感覚がした。玲子の体温と同じ、356度に温められた液体。その生暖かさが玲子の肉体を直接、口に押し付けられ、放尿されているような感覚を呼び起こした。のむんだのむんだのむんだ・・・必死で覚悟を定め、唇に触れている液体を啜った。ズズッ・・・口の中いっぱいに何とも言えない味が広がった。ぬるめの風呂のような生暖かい温度、そして結構きつい塩味が口に広がった。そしてワンテンポ遅れ、何か生臭くえぐいような、体が受け入れを生理的に拒否する味が広がった。他人の排泄物の味、本能的な嫌悪感を呼び起こす味だった。そして喉の奥から鼻に、臭気がこみ上げてきた。う、うぅっっっ・・・自分のものと殆ど変らない、おしっこの臭いだった。だが、それは体の外からではなく、慎治の体の中、口から、喉から、そして胃の底からこみ上げて来て強烈な吐き気となった。グッッッッぐぶっッッッッッ・・・慎治はこみ上げる吐き気を必死で押さえつけながら、目を白黒させつつ口の中の液体を飲み込んだ。ゴグッ・・・喉を通り、胃の中に液体が入っていくのを感じた。やってしまった・・・とうとう飲んでしまった・・・おしっこを、おしっこを飲んでしまった・・・慎治の頬を涙が伝った。慎治は泣きながら必死で飲み続けた。口の中に広がるおしっこの味、全身を走る生理的嫌悪感と死にたいくらいの恥辱にまみれながら必死で飲み続けた。二口、三口・・・慎治は飲み続けた。何口目かはもう分からない。無限に続くように思われた儀式も漸く、終ろうとしていた。慎治が啜ろうとした液体がなくなり、慎治の口の中に液体ではなく、空気が入ってきた。

違和感を感じた慎治がコップを下ろしてみると、中身はなかった。「慎治、あんた本当に私のおしっこ、全部飲み干したのね・・・」玲子の声がした。コップから顔をあげると、玲子が侮蔑と征服感の入り混じった、何とも言えない高飛車な視線を投げかけていた。「は、はい、、、玲子さんのおしっこ、全部、飲みました・・・」慎治が証拠を見せるかのようにコップの中を玲子の方に向けた。「ああ、もう、そんな汚いもの見せないでよ!いいわ、慎治、確かに私のおしっこ、完飲したのは認めてあげる。でもね、最後に私からプレゼントをあげるわよ。もう慎治にとっては慣れっこだろうけどね、今の私の感想、やっぱりこれしかないわ。」玲子はゆっくりと息を吸いこむと、渾身の侮蔑をこめ、慎治の顔面に思いっきり唾を吐きかけた。ベッ!慎治の顔をゆっくりと唾が流れていった。「この、変態!」慎治は肩を震わせ、屈辱に泣いていた。おしっこを、遂におしっこを飲んでしまった・・・慎治の全身を屈辱が駆け巡っていた。もう取り返しはつかない。玲子が言っていたとおり、一生、自分の体には玲子のおしっこが浸み込んでしまった・・・無理矢理飲まされた、と思いたかった。鞭で脅され、否応なく飲まされた、と。だが、鞭で脅かされてであろうと何であろうと、確かに自分は自ら玲子に懇願した。どうかおしっこを飲ませて欲しい、と。玲子に散々に馬鹿にされながら更に懇願し、小便を飲ませてもらったのだ。そしてあろうことか、玲子の尻から排泄されたおしっこが口に流れ込んで来た時、屈辱だけではなく、ほっとした気がしたのも確かだった。例えおしっこといえども、兎にも角にも水分を補給し、慎治は少しだけ、喉の焼け付くような渇きから解放されていた。玲子のおしっこを一口飲んだ瞬間、屈辱と汚辱と同時に待ちに待った水分が全身に浸透していく開放感を味わい、更に何とか飲みきった時にはほっとしたと同時に、もう飲めないのか、と、どこか寂しくさえ感じたのも事実だった。喉の渇きから解放された安堵感と、自分に水分を与えてくれた玲子に感謝の念すら感じていたのだ。自分を鞭で追いまわし、ありとあらゆる苦痛と屈辱を味あわせている当の玲子を。

お、おれは、、、おしっこを飲まされてほっと喜んでいるのか・・・変態、と自分を罵り、唾を吐き掛けた玲子の言葉を否定できない思いが余計に慎治の心を傷つけていた。頭が良く、勘の鋭い礼子から見ると、慎治の心の動揺は手にとるようだった。「慎治、どう?川内は玲子のおしっこ飲ませて貰って、ほっとした顔してるわよ。慎治も私のおしっこ、飲みたい?」鞭の先端で慎治を嬲りながら、礼子は慎治に微笑みかけた。「そ、そんな・・・おしっこなんて、飲めないよ・・・許して下さい、、、罰ゲームはなしって約束してくれたじゃないですか!!!」慎治の悲鳴に礼子たちは顔を見合わせ、思わずにんまりとしてしまった。展開としては最高だった。「そうよねえ、慎治、おしっこなんて飲めないわよねー?いくら喉が渇いたからって、他人のおしっこを飲むなんて人間じゃないわよね。慎治、そんなことする位なら、死んだほうがましでしょ?」礼子は満面に笑みを浮かべながら慎治に優しく語りかけた。「は、はい、、、おしっこを飲むなんて、そ、それだけは許してください・・・」「馬鹿ね、慎治は。私たち、何もおしっこを飲みなさい、なんて命令は一言もしてないわよ。安心しなさい、慎治が飲みたくないんだったら、無理に飲まなくていいからね。ねえ玲子、別に私たちのおしっこを飲まないからって、それを理由に引っ叩いたりはしないわよね?」「当然じゃない。いくらなんでも他人のおしっこ飲むなんて、本当に信じられない!そう言うのが当たり前よね?矢作、あんたがおしっこ飲ませてください、なんて言う変態じゃなくて安心したわよ。それに引き換え、慎治、あんたなんなの?本物の変態?普通の人間だったら、おしっこ飲むくらいなら、舌噛んで自殺するわよ?ねえ、恥ずかしげもなく私のおしっこがぶ飲みして、なにほっとした顔しているの?」慎治は余りの屈辱に肩を震わせながら泣いていた。ひ、ひどい、、、あれだけ苛めておいて。水も飲ませてくれないんじゃ、おしっこだってなんだって飲むしかないじゃないか、、、そ、それを、おしっこを飲む変態だなんて・・・あんまりだ・・・だが、一方で妙に冷静に考えてもいた。玲子たちが慎治をこのままで許すはずがない、と。慎治はきっと、もっとひどいめに遭わされるに違いない、と。だが、その前に慎治の罰ゲームは未だ終わっていなかった。

「礼子、このバカ慎治ったら、おしっこ飲まされたっていうのに、なんか喉が渇いてたから丁度いいやって顔してない?だったらお望み通り、もっと飲ませてやろうじゃない。礼子も出るようだったらさ、飲ませてやってよ?」「そ、そんな・・・もう一回飲めだなんて、話が違うーーー!!!」玲子の手がしなやかに閃き、ピシャリ、と慎治の頬が鳴った。「うるさいわね、堂々と私のおしっこ飲むような変態が、なに偉そうに抗議してるのよ!大体、私はおしっこを飲むのが罰ゲーム、とは言ったけど、私のおしっこだけ飲めばいい、なんて言った覚えはないわよ!」「まあまあ、玲子、そんなに苛めちゃ可哀相よ。慎治、いい?確かに慎治の言うとおり、罰ゲームは受けたわね。だけど、まだ半分よ。だからこうしようよ。慎治にもう一回、プライドを見せるチャンスをあげるわ。私のおしっこも飲んだら、罰ゲーム完了だから鞭はなしね。だけど、あれだけ悔し泣きしてたところを見ると、慎治にもプライドのかけら位はあるようね。だったら、勇気を出して、私のおしっこを拒否してごらん?勿論、代わりに鞭を受けてもらうわよ。だけど、まあ玲子の分のおしっこは飲んだってことで、鞭も半分にしてあげる。私と玲子、二人掛りの鞭じゃなくて、私だけの鞭で勘弁してあげるわ。どう?どっちにする?」慎治は呆然としてしまった。何がなんでも、おしっこを飲ませるつもりなんだ・・・いくら鞭は礼子一人だけ、と言っても、あまり慰めにはならない。自分が受けた鞭も痛かったが、昨日の礼子の鞭も見ていて寒気がするほどだった。玲子の鞭に負けず劣らず痛そうだった。とても耐えられない・・・玲子のおしっこを飲む前だったら、なんとか踏みとどまれたかもしれない。だが、一回屈服してしまった慎治の精神は腐りきり、抵抗する気概、鞭に耐えてやる、といった根性など、どこにもなかった。「慎治、どっちにする?さっさと決めてよ!」ピシャッ、と礼子は慎治の頬を軽く打った。「の、のみます・・・」「慎治、さっきからいらいらしてるんだけど、もっとはっきり、大きな声で言ってくれない?全然聞こえないよ!男の子でしょ!」「の、のみます・・・おしっこ、飲ませてください・・・」礼子は呆れた、というように肩をすくめて見せた。「玲子、こいつ、やっぱり本物の変態ね。一回、気の迷いでおしっこ飲んじゃっただけかしらって思ったのに、悔し泣きした舌の根も乾かないうちに、私のおしっこも飲みたいんだって!やだ、こんな変態、本当にいるなんて考えもしなかったわ!」「ねえ、、、本当、驚いちゃうわ。まあ、でも飲ませる、て言っちゃった手前、仕方ないわね。礼子もトイレにも行けなくて災難だけど、飲ませてやって。」「本当ね。私、トイレ以外のところでおしっこする羽目になるなんて、想像もしなかったわ。」礼子は新しいプラスチックコップを取り出し、ショートパンツと白いパンティを下ろすと先ほどの玲子同様、慎治の目の前に屈みこんだ。シャーッという礼子のおしっこの流れ出る音、コップに貯まっていくおしっこ、先ほどと同じ光景が繰り返された。「さあ、慎治、飲みなさい。」礼子から渡されたおしっこ入りのコップを、慎治は迷わず飲み干した。どうせ、何を言っても飲まされる・・・とにかく一秒でも早く、屈辱の時間を終わらせたかった。「呆れた。よくもまあ、おしっこをそんなにおいしそうに飲めるものね。ま、いいわ。慎治、これで罰ゲーム、終わりにしてやるわよ。」礼子の声に慎治は心底、ほっとしていた。二人のおしっこを合計すれば、500cc近くにはなる。喉の渇きも大分癒されていた。二度と消えないトラウマと引き換えに、慎治は一瞬の解放感を味わっていた。

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