moonさんの黄金への想い
バスルームの床の冷たさを背中に感じながら、私はその瞬間を待っていた。女王様の豊満な尻を真上に仰ぎながら自分が別の人間になっていくような感覚に襲われる。いつもそうだ。異質な嗜好に対する背徳感からなのか、魅力的な女王様のヒ ップのせいか、自分でも良く分からない。ただ混沌とした日常の時間のかなで見失 っていたもう一人の自分が現れてくる。もう一人の自分・・・・・。
「いい?お前の大好きなものをあげるよ。ほら。」
反射的に「・・はい。」と答えていた。
片足をバスタブに乗せられた女王様の丸い尻の中央、ちょうど谷間の下着の横の部分から美しいアヌスを見せて頂きながら、熟れた果実のようなその部分に神経を 集中していると、黄金が出口を押し広げる音が微かに聞くことが出来る。と同時に ほのかな芳香(アロマ)が漂った。シチュエーションさえ異なれば嫌悪感を抱く臭気のはずが、今はこの上ない極上の香水の香りのように感じられる。人の感覚なんていい加減なものだ。主観的に感じているつもりの(自分の感覚)なんて、殆どが 他人から教育された常識や道徳の集まりに違いない。ともかく私はこのアロマで本当の自分に戻ることが出来るのだ。更に香りが強くなってくると、
「今日のは、ちょっと柔らかいかもしれないわよ。もっと大きな口を開けてごら ん。」
幼い子供のようにその言葉に従った。間もなく、女王様のお言葉とは対称的なキャラメルのように艶やかな親指ほどの黄金の固まりが私の口の中に落ちた。夢中で 咀嚼すると、ほろ苦い味が口の中に広がった。薬液を使うと砂糖を入れすぎた珈琲 のように甘くなってしまい、本来の味が損なわれてしまって楽しめない。豊満なヒ ップ越しに女王様の喜々としたお顔が嬉しい。私の嗜好を全て理解し尽くして、 ご自分でも楽しんでいらっしゃる。私は黄金そのものよりも、この状況が好きなのだ。性的な上下関係を超越した、理解する者とされる者。この繋がりを求めて私は社会生活から逸脱し彼女の元へと通ってくる。そしていつも受け入れてくれる彼女 ・・・・・。
「まだ、終わってないわよ。いいの?出るよ。」
二つ目は、形を堪能している暇はなかった。弾けるような音と共にヨーグルトのよ うなペースト状の黄金の柱が女王様のアヌスと私の口との間に放物線を描いたのだ。当然、突然のことで私は殆どをこぼしてしまい、鼻の頭から喉のあたりまで彼女のそれにまみれてしまった。
「だめじゅないの。こぼれたのは、どうするの?。」
女王様は優しく微笑んでおられた。自分の性器に塗布したいことを告げ、お許しを頂いて体を起こし、顔や床に落ちたチョコレートを拾い集めて充分に堅くなった部分に両手で塗り広げる。下痢状の黄金の香りは強烈なドラッグとなって私の神経を冒していく。その柔らかなテクスチャーを楽しんでいると、
「どお?気持ちいいの?いい匂いでしょ?。」
「はい。有り難うございます。」
女王様がしゃがみ込んで私の白雉のような表情を覗いていらっしゃる。どの位そうしていただろうか?クチュクチュと音を立てている私の股間にゆっくりと一筋の彼女の唾液が落ちた。一層動きが滑らかになった。
「お前可愛いから、残ってるのは直接食べさせてあげる。」
私の顔にご自分の黄金が付着しているのを承知の上で彼女は騎乗をして下さるというのだ。あまりの嬉しさにすぐさま仰向けに横たわると、女王様の柔らかくて暖かな肉感が私の顔を覆い尽くした。
「今度は、こぼさずに食べなさい。」
口を少々開いて彼女のアヌスにぴったりと付け、舌の先をゆっくりと動き出した洞窟の中に挿入した。ガスが音を立てて続いてチョコレートシェイクが私の口中を満 たす。黄金の香りが全身を貫いた。
「そのまま、いってごらん。見ててあげる。」
大きく頷くと、私は桃色の泥のなかで快楽に身を委ねた。彼女が2,3度唾を私のペニスに吐いて下さったようだが良く分からなかった。猛烈な快感が私を襲ったのが先か、ペースト状の黄金を飲み込んだのが先か自分でも判断がつかない。白濁液が茶色くペイントされた私の下半身に飛び散っていた。
いつも若干の罪悪感に襲われるのは何故だろう。疲れた体を引きずって彼女と別れるときに感じるものは・・・。
でもこれだけは分かっている。
再びいつもの日常に戻り慌ただしい毎日を過ごす。ふとオアシスを求めまた、彼女の元へやってくるということ。そして、そこに女王様の存在があるということ・・・・・。
