GIMICさんの作品「Toy Boy」【13 誤算】

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「許す?」

そう言うと紗枝が陽一の目の前に立ち上がった。陽一はさらに少し顔を上げて紗枝の表情を窺おうとする。その時、紗枝の足が陽一の頬のあたりに 炸裂した。

「あぅっ!!」

同時に背後から聡美の「うゎ」という小さな驚きの声があがる。

陽一は部屋の中を転がった。手で頬を押さえたくてもできない陽一は身体をよじりながら、痛みを堪えている。紗枝はすかさず陽一に近づき、足で陽一の 肩の辺りを蹴り上げ、仰向けにすると、陽一の顔面を足で踏みつけた。

「この程度で許してもらえると思ってるわけ?あんな変態行為したくせに。」

「んぐ…」

紗枝は顔が歪むほど体重を乗せてぐりぐりと踏みつけた。その苦痛に陽一は顔を逸らそうとするが、紗枝は決して逃がさない。

その様子を聡美は息を呑みながら、見つめていた。胸がどきどきする。

「ちょ、ちょっと紗枝、やりすぎじゃない?」

「だって私たち、こいつに騙されてたんだよ。警察に言うのは勘弁してあげるって言ってるんだから、二度とこんなことできないくらいの罰は覚悟してもらわないと。」

「そう? でも…」

「いいのよ。だって、ホラ、見てみて」

紗枝は陽一の股間を指差した。

聡美の目に飛び込んできたのはひくひくと動くペニスだった。

それは勃起しているだけでなく、透明の粘液に塗れていた。

「やだ、おっきいまんまだ。こんなことされたら普通萎えるんじゃない?」

聡美は陽一のペニスを見つめたまま紗枝に話しかける。

「でしょ。ぜんぜん反省してないのよ、森君は。だからこれぐらいやって当然なのよ。ほんとに変態ね、陽一君。」

(恥ずかしいでしょ?聡美におちんちん見られてるんだよ。)

(ああ…聡美ちゃん、見つめないで…)

「聡美もやっちゃいなよ」

「え? じゃ、じゃあちょっとだけね」

好奇心と紗枝の言葉に背中を押され、聡美が立ち上がる。

(あ、だめ。聡美ちゃん。今、踏まれたりしたら…出ちゃうよ…。それは紗枝ちゃんに踏んでもらう約束なのに…)

そう思いながらも、全身に走る快感を予感して陽一の胸はときめいていた。

と、聡美は軽く反動をつけると振り上げた足を股間に振り下ろした。

紗枝の足に目を塞がれている陽一には避けようがなかった。聡美の足がむき出しの急所に命中した。

「ぐぇっ…」

なんとも形容しがたいうめき声を上げながら、陽一は床を転げ回った。

てっきりペニスを踏みつけられると思っていただけに苦痛も大きかった。

気を失いそうな激痛に身体をよじる。

「あら、思ったより強く当たっちゃった。ごめ~ん、陽一君、いたそーっ」

聡美は言葉では謝ったが、本当に悪いと思っている口調ではなかった。

女同士だから伝わるカンというか、紗枝と陽一の主従の関係をなんとなくではあるが肌で感じとった聡美は、いまや状況を楽しんでいた。

「ぷっ…、ほんと」

紗枝は思わず笑ってしまった。

(聡美に踏んでもらおうとしたでしょ、陽一君?聡美がおちんちん踏みやすいように足開いたのは分かってるのよ、私には。)

「聡美、そっちの足持ってて。」

「今度はなにするの?」

非積極的なしぐさでありながらも聡美が目に期待の輝きをたたえて陽一の右足を持った。紗枝は左足を脇に抱えるようにして持つ。

陽一は自分の足の間に立っている紗枝を見た。

(私はまだ合格ともなんとも言ってないのに気持ちいい事しようとした罰よ。)

(い、痛いよ…さ、紗枝ちゃん…)

苦痛に顔を歪めながらも陽一は、今度こそ、ペニスを踏んでもらえると思っていた。紗枝が微笑んでいたからだ。

(あ…、合格なんだ。)

次の瞬間、聡美よりも力がこもった紗枝の右足が陽一の急所に炸裂した。

「あぐっ!!!」

陽一の上半身がばね仕掛けのように起き上がった。

「さ…、紗…枝ちゃん…」

余りの苦痛に思わず、紗枝の名を叫んでしまう。少しでも苦痛を和らげようと陽一は身体を捩ろうとするが、二人に足を抱えられているせいでそれもかなわない。

(ふん、私に踏んでくれって頼んだくせに、聡美でもいいやなんて思った罰よ。

これだけじゃすまさないわよ、覚悟するのね。)

「ほんとに痛そうね~。よしよし。」

そう言いながら、紗枝が足を伸ばし、痛みの根源である急所の片割れを押さえつけた。

「あ…、あ…、た、たすけて…」

(さ、紗枝ちゃん、やめて…。)

男性なら経験があるだろうが、急所を打つと呼吸まで困難になる。

陽一は切れ切れにこう叫ぶのが精一杯だった。

紗枝が軽くつま先に力を込めながら、袋の中の玉を転がす。

「あぅ、あ…あ…」

「あ、変な感触。こりこりしてる。ほんとうに玉なのね」

「え? ほんと? どれどれ」

そういいながら今度は聡美まで足を伸ばしてきた。

「あ、ほんとだ~。おもしろ~い」

ふたりは笑いながらつま先に少し力を入れてみたり、玉を転がしてみたりと思い思いにその感触を楽しんでいた。

「あぅっ…ひっ…あっ…」

そのたびに陽一が悲鳴にも似た声を漏らす。

「このまま、潰しちゃった方が陽一君のためかもしれないねぇ。」

(いや、やめて…、おねがいだよぉ…。ぼ、ぼくは失格なの?)

紗枝の言葉が本気に聞こえた陽一は心の中で懇願した。

「潰しちゃえば、学校で汚いもの撒き散らしたりできなくなるし。」

「お、おねがいです…。や、やめてください…それだけは…」

「でもさ、紗枝。こんなに痛がってるのに、まだ勃起してるよ。ここも潰しちゃおうか。」

そう言いながら、聡美がペニスへ足を伸ばした。

(あ、だめだよ、聡美。)

聡美の行動を止めさせる言葉を探している間に聡美はぐりっとペニスを踏みにじっていた。

「あ、熱い。ふふ。」

「あぁ…」

(あっ…。聡美ちゃんがぼくの…踏んでる…)

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