太郎冠者さんの作品 4

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奈々子が誠司を連れて部屋に戻ると、時間は午後4時30分過ぎであった。誠司は自分が1時間近くお仕置きされていたことを知った。部屋の中の4人はやつれた誠司を見た。だいたい何が行われたかは想像がついていた。奈々子はお仕置きの時とは違う口調で、「6時頃になったら食事だから。」

そう言うと部屋から出ていった。それを聞くと、誠司はかなり空腹であるのに気づいた。昨日の朝食以来何も食べていなかった。昨晩、寝る前にユニットバス内の洗面台で水を飲んだきりである。

4人は誠司を見ていた。そして、女の子が聞いた。

「大丈夫?またお仕置きされたの?」

誠司は、

「ああ。」

とだけ答え、風呂に入ることにした。クローゼット内には新しい下着と、誠司用と思われる新しいブルマが用意されていた。誠司はタオルだけ持って風呂に入った。

誠司は制服を脱いだ。あれだけ鞭を打たれたのに、制服の上着は破れていなかった。そしてシャワーを浴び、体を拭いて、再びセーラー服を着た。昨日はブルマをはいて風呂を出たために変態さを露呈してしまったからだ。セーラー服は相変わらず誠司にとって快感であったため、再び着たときにはまた勃起してしまった。

6時になって奈々子が現れた。

「はい、首輪を付けて。」

5人は素直に首輪を付けた。奈々子が現れると思われる6時少し前には、みんな自主的に手錠と足枷を付けていた。誠司は恐ろしいと感じた。こうやってここに入学させられた連中は奴隷になっていくのかと考えたからだ。

奈々子は自分が現れる前に5人が手錠・足枷を付けていたのを満足したらしい。

奈々子は5人を引き連れてホールへ向かった。誠司と早紀にとっては、ここへ入ってから初めての食事である。

5人は奈々子に連れられて、ホールへやって来た。ホールではもうすでに食事をしている者もいた。Sコースの生徒は椅子に座ってテーブルで食べているが、Mコースの生徒は床に正座して食べていた。

奈々子は5人に自分の食事を持ってきて、食べろと言った。5人はカウンターの所へ行き、食事を受け取った。そして奈々子に指定された場所で正座をして食べることになった。食事は精進料理にちかく、生活に必要なエネルギーが最低限しか確保されないものだった。誠司と早紀は空腹のため、いっきに食べた。奈々子はそんな5人の奴隷の様子を満足げに近くから立ったまま見ていた。

「食べ終わった?じゃあ、行くわよ。」

奈々子は再び5人を先導して部屋へ戻った。奈々子は5人が部屋にはいるのを確認するとドアを閉め施錠した。

誠司は早紀を見た。早紀は相変わらず黙って何かを考えているようだった。誠司は何度も早紀に話しかけようとしたが、状況が状況だけにそれはできなかった。

「ねえ、なんであんたこの学校に入ったの?」

同じ部屋の女の子が誠司に話しかけた。誠司は不意をつかれ、

「えっ?」

と聞き返した。

「なんでこの学校に入っちゃったの?」

女の子は聞き直した。

「ああ、他に行くところがなかったんだ。」

誠司は簡単に答えた。

「私もそう。受けた高校全部落ちちゃって、だめもとでここを受けたら受かったの。」

そのやりとりを聞いていた別の女の子も、

「私も同じ。」

と言った、

その後、5人は自分がこの学校に入ってしまったいきさつなどを話した。部屋の雰囲気は昨日と比べると多少は明るくなっていた。

就寝時間が近くなると、女の子たちは次々と風呂に入り、体育着に着替えた。誠司は先ほどお仕置きをされた後シャワーを浴びたので、そのまま体育着に着替えた。誠司の体育着は、昨晩の営みによって汚してしまったため、新しいものが支給されていた。誠司はブルマをはくと、その締め付けに酔いしれ、勃起してしまったが、部屋の人間には気づかれないようにした。

10時になると電気が消された。

誠司はブルマの気持ちよさにウトウトしていた。今晩はオナニーをしないように自分に言い聞かせていたので、早く寝ようと努力した。するとどこからか声が聞こえてきた。

「ねえ、」

確かに誰かのささやく声だった。誠司は声を発しているのが、自分の横にいる早紀だということに気づいた。

「なに?」

誠司もささやくような声で聞き返した。

「ちょっと話があるの。もっとこっちに寄って。」

早紀はささやいた。誠司は遠慮気味に早紀に近づいた。

「もっとこっちに来て。他のやつに聞かれると面倒なのよ。」

誠司は思い切って顔を早紀の顔に近づけた。

「何の話?」

誠司はよからぬ想像をしながら声を押しつぶして聞いた。

「私ね、もう一度脱出してみるわ。あなたも一緒にやる?」

早紀は妙に自信ありげに言った。

「今度捕まったらなにされるか分からないよ。」

誠司は言った。

「大丈夫。今日一日中、考えてたの。」

早紀は言った。

「何を?」

誠司は聞いた。

「私たちが移動するとき、あの女にすきがあるのよ。」

あの女とは奈々子のことだろう。誠司がそう思っていると、早紀は続けた。

「移動する前に足枷と首輪を外れやすくしておくのよ。開いてる出口を見つけたら外して一気にダッシュ。」

誠司は早紀が話すのを黙って聞いていた。

「部屋では付けるときに監視されてるから、食事をしてるときに細工するの。どう?このアイディア。」

早紀がそこまで言うと、誠司が、

「ほんとにやるの?」

と早紀に尋ねた。

「大丈夫よ。武藤君もやるでしょ?」

誠司は早紀と話をしていると考えただけで、胸が躍っていた。そしてその勢いで、

「わかった。一緒に逃げよう。」

誠司は女装に未練があったが、かといってこんな牢獄のような所にいるのは嫌だった。

「じゃあ、明日の朝食の時に実行ね。」

「うん。」

誠司は答えた。

「おやすみ」

早紀がそう言うと、誠司も

「おやすみ」

と言って、元の位置に戻った。

誠司は早紀と話をすることができた興奮に浸っていた。中学に入ったとき、クラスの中で他の連中と比べると際だって美しかった早紀に惚れた誠司だったが、3年間クラスが一緒だったのにろくに話をしたことがなかった。「ここを一緒に脱出したらその後は・・・」誠司は密かに思った。誠司はそのまま眠りについた。真夜中に人の気配を感じたが、気のせいと思われた。

朝7時、昨日と同じように奈々子が5人を起こしに来た。

「ほら、7時よ。」

全員すぐに起きた。

「あなた、ちょっとおいで。」

奈々子は誠司に向かって言った。誠司が奈々子の前に行くと、奈々子は誠司のブルマを目ざとく観察した。誠司のペニスはやはり勃起していた。

「ブルマを脱ぎなさい。」

奈々子は誠司に命じ、誠司はそれに応じた。誠司はブルマを下ろした。女性もののパンティをはいた誠司の股間にはテントができていた。幸い、射精の跡は認められなかった。奈々子はおもしろくなさそうに、

「はやく着替えなさい。」

と言うと、5人は制服に着替えた。セーラー服は相変わらず誠司にとって快感をもたらすものだった。いつもと同じように全員手錠・足枷を装着し、最後に首輪を付けた。

「行くわよ。」

奈々子が言った。奈々子は誠司が射精していなかったのが不満であるようだった。誠司はチラッと自分の後ろにいる早紀に目を合わせた。早紀はうなずいただけだった。

ホールに着くと、昨日の夕食と同じように食事をした。食事は同じく質素なものだった。誠司は奈々子の動向をうかがった。奈々子は他の女性教師と話しに夢中になっているように見えた。

誠司は隣で食事をしている早紀と目を合わせた。早紀はさほどと同じようにうなずいた。誠司は再び奈々子の様子をうかがった。奈々子は依然として話に夢中のようだった。誠司は正座している足を少し浮かせて、足枷を外そうとした。勘を頼りに外すことができたが、これではすぐに見つかってしまうので、足枷が付いているかのように足に置いた。続いて首輪に手をかけた時、誠司は背後に人がいることに気づいた。「しまった」誠司は思った。

「ちょっと、何やってるの?」

誠司の背後にいたのはやはり奈々子だった。誠司はとっさに早紀を見た。早紀はまだ足枷も首輪も外した形跡は無かった。

「まさか逃げる気じゃないでしょうね。」

奈々子は厳しい口調で言うと、誠司の足枷を再び付けなおした。

「ホントにしょうがない子ねえ。そんなにお仕置きされたいの?」

奈々子が言うと、誠司の頭の中には昨日のお仕置きが目に浮かんできた。誠司は黙っていた。

「お部屋に戻るわよ。」

5人は食べかけであったが、奈々子は5人を立たせて寮の部屋へと戻らせた。

部屋に戻ると、奈々子は誠司を自分の前に正座させた。

「あなた、何を考えてるの?」

奈々子が問いただした。誠司は黙っていた。

「今日の放課後、お仕置きよ。覚悟してなさい。」

奈々子はそう言うと、他の4人を見回して、

「あんたたちも余計なことすると痛い目にあうわよ。」

奈々子は言った。一見怒っているようだが、誠司をお仕置きする理由を見つけた満足感に浸っているようにも見えた。

奈々子は教室に行くと言った。5人はうつむき加減で並びながら教室へ向かった。

教室に着くと、奈々子は誠司の後ろに立ち、監視していた。しばらくすると昨日とは違う3人が入ってきた。例によって2人は後ろに座り、1人は前に立っていた。

奈々子は調教係の1人に何か言った。調教係はニヤリとして、うなずいた。奈々子は満足したように教室から出ていった。

前に立っている女性が、

「私は英語担当の美穂です。よろしく。」

といった。授業が始まり、しばらくすると、美穂は、

「じゃあ、146番、これを解いて。」

と言った。誠司と同じ部屋の146番、昨晩の話では酒井玲奈という名前だった。誠司は黒板の問題を見たが、誠司にとっては簡単極まりないものだった。が、玲奈は分からないらしく下を向いて黙っていた。

美穂はそんな玲奈の様子を見ると、調教係に目を合わせた。調教係の女性は教室の前方隅にある天井からつり下げられたフックを引き下げ、玲奈の手を引きそこへ連れていくと、玲奈の手錠の鎖をフックにかけた。そしてフックは持ち上がっていった。玲奈がつま先立ちの状態になると、調教係は玲奈のスカートとパンティをづり下ろした。玲奈の陰部はもろに露呈し、教室中の人間がそれに注目した。玲奈は泣いてしまった。

美穂はそんなことにお構いなしで授業を続けた。玲奈は30分近くつるされた状態のままだった。当然、陰部も外気にさらされたままだった。

再び問題が出された。美穂は、

「今度は誰に解いてもらおうかな。」

と言って、教室中を見回した。誰もが指名されないことを祈り下を向いていた。

「はい、129番、解いてちょうだい。」

と言った。今度は前方の方の席の男の子が立った。が、やはり分からないようだった。美穂は満足げに、調教係と目を合わせた。玲奈はやっと解放され、泣きながらパンティとスカートをはいて自席に戻った。

調教係は男の子の所へ行き、鞭を1発打った。男の子は

「痛っ!」

と言った。美穂は、

「痛い思いしたくなかったら、ちゃんと勉強しな。」

そう言うと、調教係は男の子をさきほどの玲奈と同じ境遇に陥れた。男の子のペニスも同じように露出された。調教係の女性は、男の子の股間に鞭を打った。男の子はうめき声のようなものをあげた。

授業中の教室は美穂の声だけが響いていた。美穂の授業では、3時の授業終了までに5人ほど見せしめに吊された。

誠司は授業中も今朝のことを考え、放課後のお仕置きを何とか逃れる方法はないかと模索したが、良い案は浮かばなかった。

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