ブラック・スモークさんの作品 6

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僕は、自分で分かっているけれど、

M男なんだ。

生まれつきか、後天的なのか、

分からないけれど、

いまや、もうどっちでも同じことなんだ。

高校時代に、好きだった麻弥子さんと、

キスしたことが、

僕の青年らしい思い出の、

とりわけ大事なひとつ。

幸か不幸か、それでもその時までは、

僕は、一応普通の青年の体裁を保っていた。

僕が、本当の一線を超えたのは、むしろ、

今の女王さまに、捕獲されてからなんだ。

ものすごく大きな、外人の女王さま、

カザリン・ノイザさま。

僕を動物にしてしまった、

征服者の血統。

初めてお会いしたのは、東京のパブ。

僕の腕を、すごいちからでひっぱって、

隣に座らせて、

じっと僕を見つめたんだ。

カザリンさまって、すごい美人で、

僕は、口のなかがカラカラになった。

カザリンさまが、それから、

Iwanteverythingaboutyou....

とかおっしゃって、僕の頬をつねったんだ。

痛くて、涙がすごく出て、それでも逆らえなかった。

それで、カザリンさまの青い瞳が、僕のMの脳髄を、

射抜いてしまった。

僕は、それから、カザリンさまの滞在されているホテルで、

カザリンさまに、ビデオを撮られた。

全部、撮られた。

それに、からだの中も、全部チェックされた。

カザリンさまは、僕のからだの中から出た、

すごく恥ずかしい液を、グラスに搾りとって、

それをウィスキーで割って、お飲みになった。

僕は、そのとき、自分がこの女王さまに、

食べられてしまうのかなぁ、って、ぼんやりと思った。

アッハハハハハ、とカザリンさまは笑いながら、

僕の耳をひっぱった。

頭ひとつ以上大きなカザリンさまの青い瞳は、

固くなっていた僕の乳首をじっと見つめていた。

翌日、カザリンさまは、ドイツにお帰りになる前に、

僕のmailに、住所を教えてくださった。

僕は、それから1ヶ月くらい、悩んだ。

本当に、人生でいちばん悩んだ時期だった。

そして、弾かれたように、

麻弥子さんに、電話したんだ。

高校時代にキスした、

たったひとりの純愛の相手だった、

麻弥子さんに、電話したんだ。

妹さんが電話にでて、

麻弥子さんは海外旅行中だって、教えてくれた。

僕は白けた気分で、麻弥子さんの写真を何度も見つめた。

助けてくれないの、麻弥子さん.....

おれ、おかしくなっちゃうかもしれないよ.....

僕は、とりつかれた様に、ドイツまでやってきた。

そして、カザリンさまのすごい屋敷にたどり着いた。

そう、それが、あの屋敷だ。

カザリンさまがお住みになる、真っ白な屋敷。

カザリンさまの寝室から、奴隷を放し飼いにしている、

この牧草地と、

そして、今僕がいる、この森が一望できるんだ。

カザリンさまは、ずっと、僕を見ていた。

完全なはだかで、おびえながら、それでも逃げられない、

動物になった僕を見ていたんだ。

衝撃は2つ。

1つめ、それは、逃げられないっていうこと。

どこまで行っても、有刺鉄線!それも、高圧電流まで流れている。

僕は、カザリンさまの召使の女たちが届けてくれる、

皿に盛られたえさを、食べて、そして、森に隠れて排泄する。

それでも、夜、たまらない思いにかられて、

カザリンさまの寝室の下まで走っていって、

そこで、召使女たちにいたずらされるさまを、

カザリンさまに、見ていただく。

カザリンさまが、寝室から見下ろしながら、

月の光に照らされる僕のからだの、

いやらしいもだえを、じっと観察している。

2つめ、それは、カザリンさまの屋敷に着いた、

初日のこと。

召使女たちが、くすくす笑いながら、

もう1匹の奴隷をひきずってきたんだ。

メス奴隷だった。

それは....あの時の官能的なショックは忘れない.....

それは、麻弥子さんだったんだ。

何一つ身につけないで、召使女に首輪をひきずられて、

カザリンさまの目の前に、

そして、僕の目の前に、

連れてこられたのは、

麻弥子さんだったんだ。

それで.....

ああ、もう。

僕は、自分がものすごく猥雑な動物だっていうことがわかった。

カザリンさまが、麻弥子さんを

好んで飼育しているってことがわかった。

麻弥子さんは、僕と目が合った時に、

すごく恥ずかしそうに、顔をそむけたけど、

でも、カザリンさまが、麻弥子さんの股間を愛撫しながら、

乳を揉みしだいていたんだ。

まるで羊の発育を調べるみたいに。

麻弥子さんは、嬉しそうに顔を歪めていた。

すごい声をあげて、カザリンさまにされるがままになっていたんだ。

麻弥子さんのあそこは、きれいに、刈り取られていた。

麻弥子さんが終わると、僕も同じように、

巨大な美貌のカザリンさまの前に引きずり出されて、

勃起の具合とか、乳首の固さを、

カザリンさまにグイグイと調べられたんだ。

僕は、自分の一番恥ずかしいものまで、

麻弥子さんの見ている前で、

出しちゃったんだ。

カザリンさまは、手についたその僕自身を、

麻弥子さんの口につっこんで、

しゃぶりとらせたんだ。

麻弥子さんが、ちゃんと舐めなかったので、

カザリンさまは麻弥子さんの顔を、

何回も平手打ちした。

その鼻血が、僕のペニスにかかった。

僕と、麻弥子さんが、この牧草地に、そして森に、

放し飼いにされた。

たった二匹の奴隷。

つがいの、奴隷。

僕は、麻弥子さんと、森の中に駆け込んで、

無言で、セックスした。

僕も、あそこの毛は刈り取られていて、

僕と、麻弥子さんの、かすかにふくれたツルツルのおなかが、

ぴたっとついて、こすれあう。

クスクスと周囲から、

召使女たちの忍び笑いが、聞こえてきたけれども、

僕と麻弥子さんは、無言で、

重なり、つながりあった。

自分たちが動物なんだ、と思うと、

すごい欲情があった。

太陽がチラチラとそそぐ、森のはずれの、

小川の脇の大きな岩の上で、

ぼくたちは、けもののように....

そして、今日。

僕は、麻弥子さんが、カザリンさまに首輪を引きずられて、

森の奥まで連れていかれるのを見た。

麻弥子さんは、どこかへ行ってしまった。

もう処刑されたのかもしれない。

どこかに捨てられたのかもしれない。

そうでなければ、僕が今まさに、

こうしてカザリンさまのナイフ投げの、

標的にされるわけがない。

僕は、いま、はだかで、木にしばりつけられ、

カザリンさまの投げナイフを待っている。

10歩ほど離れたところに、颯爽と立つ、

征服者のカザリンさまは、

午後の太陽光をナイフにギラギラと反射させながら、

僕めがけて、ナイフを投げる。

もしかしたら、麻弥子さんを切り裂いた、

そのナイフかもしれない。

メス奴隷を切り裂くナイフ。

どの部分からナイフを入れるのか?

入れてすぐに、切るのだろうか?

それとも、弄ぶのだろうか。

僕は、どうしようもなく興奮する、

ペニスをはげしく痙攣させながら、

カザリンさまの放たれるナイフをまつ。

カザリンさまに処刑され、どこかに捨てられる、

僕自身のからだを、

僕自身の舌で、舐めまわしたいと、

もうそればかり考えている。

でも、もしカザリンさまの今夜の食卓に、

僕が捧げられるのだったら、

カザリンさまに美味しく食べて頂けるように、

僕は、「出さないで」我慢していなければならない。

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