かさじぞうさんの作品「せい子第1話」

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マゾ男子高での女王様教師の調教。

第1話「持ち続けた夢」

「・・・・・せい子様はツバを吐きかけてくださるだろうか・・・・・」

孝一は明日の放課後のことばかりが気になり、ベッドに入ってもなかなか寝付けずにいた。日付はあと少しで今日から明日へ変わろうとしていた。周囲がすべて寝静まった中で、自分の部屋のベッドの上で目を閉じていた孝一は、寝返りを繰り返すのをやめ、ベッドから起きあがった。そして、部屋の灯りをつけ、もうすぐ卒業式を迎えようとしている高校の卒業アルバムを開き、教師の顔写真が並んでいるページの右上の方に目をやった。そこには、白黒ではあったが、せい子の写真があった。その目はカメラのレンズを通して孝一の想いを弄んでいるかのように冷たいものだった。そのページには、修学旅行の時に友達やせい子と一緒に撮ってもらった写真も挟んであった。その写真のせい子はとても小さかったが、全身が写っており、卒業アルバムと同様、孝一にとっては宝物に違いはなかった。

「せい子様がツバを吐きかけて下さるなら、僕は残りの人生をせい子様の奴隷としてこの肉体と精神のすべてを捧げても構わない・・・・・せい子様は僕のスキンヘッドにツバを吐きかけて下さるだろうか・・・・・」

孝一にとっては明日が自分の想いをアピールする最後のチャンスである。自分の想いと覚悟を何とかせい子に印象付けさせるために、孝一はこれまで校則に違反しない程度に伸ばしていた髪を、今日、思い切ってばっさりと刈り落とし、坊主どころかツルツルに輝かんばかりのスキンヘッドに変えた。

「・・・・もし、せい子様から調教され、奴隷として認められることになったならせい子様の手で下腹部を剃毛されたい・・・・・そして、せい子様の前で全裸で正座させられ、スキンヘッドやペニスに何度も何度もツバを吐きかけられながら、オナニーを強要されたい・・・・・」

落ち着かない、眠れない状況の中で、孝一は、毎晩欠かさず書き綴ってきた日記を取り出すと、一度は書き終えたつもりだった今日のページの最後の行の次の行へ、そんな夢想した光景を書き殴った。そして、これまで長々と書き綴ってきたせい子への想いと明日というラストチャンスを迎えるにあたっての決意を込めた文章を、まるで願かけでもするかのように、そのまま頭の中で繰り返し繰り返し呪文のように唱えながら、かつ、せい子に弄ばれる光景を想像しながら、今日5回めのマスターベーションを始めた。

「せい子様ァ~!せい子様ァ~!」

体育館を兼ねた講堂に集まった高校生たちが、手を後ろに回して正座をし、もう待てないとばかりに口々にそう叫びながら、水野せい子の登場を待ちわびていた。その叫びは誰からともなく始まり、やがて全員が声をそろえながらの割れんばかりのコールに変わっていた。

ここはある私立の男子校。

生徒数は1年生から3年生まで全員合わせると800人ほどになるが、この講堂には、そのほとんど全員が参加し、正座の姿勢でせい子の登場を待っていた。冷暖房の完備されていない、しかも床はコンクリート製だというこの講堂は、2月だというのに、生徒らの熱気で、むしろ暑いくらいだった。

月1回、放課後に「講堂講話」と題して、この高校の女性教師であるせい子によるある儀式が定期的な行事としてなされていた。この講話に教師として参加を許されているのはせい子をその頂点とした女性教師のみであり、男性教師は参加しないというのが既に定着した暗黙のルールだった。したがって、男性で参加を許されているのは生徒のみであったが、全校生徒が強制参加を強いられ、サボることは許されない・・・・・そんな行事でもあった。もっとも、この高校に入学を許された者に言わせると全員が自発的に好んで参加しているだけのことであって、日々の生活の中でたとえどんな事情があろうとも講話への参加を最優先するくらい重要で心待ちにしている、そんな生きがいとさえ言える行事なのであるから、「サボる」ということ自体がそもそも考えられないことでもあった。

繰り返されるコールの中で時は過ぎていくものの、せい子はまだその姿を見せない・・・・・。

やがて、コールの中、講堂に立錐の余地もないほどに詰めかけ正座の姿勢でせい子の登場を待っている生徒たちを囲んで監視するかのように、せい子以外の女性教師数人がゆっくりと入っていて、一定の間隔を置いて立った。

この高校には、女性教師はせい子以外には4人しかいない。せい子は28歳であるがせい子より2歳年上の教師を頂点に、29歳、せい子、26歳、そして最年少が今年教師として採用されたばかりの23歳という顔ぶれだった。

教師らは、普段、教壇に立つ時と同じでどちらかというと少し地味めの服装だったが、教壇に立つ場合とひとつ異なる点は、各自が手に房ムチと、手綱のついた首輪を持っていることだった。

4人の教師は、4つの出入口のそれぞれに別れて配置に付いた。そして、それぞれが重い出入口の扉を閉め、儀式が終了するまで誰もここから出られないように施錠した。

せい子の登場が近いことを察した生徒たちのコールはさらに高まり、若い生徒らが発する異常な熱気と一心腐乱にコールを繰り返すその叫び声でこの密室が爆発しそうなほどになっていた・・・・・。

生徒らのボルテージが最高潮に達した、その最高のタイミングを逃すことなく、せい子が満を持して講堂のステージに姿を現した。ステージの裾からゆっくりと中央へ向かうせい子も、普段、教壇に立つ時と何ら変わらない地味な服装だった。しかし、地味な服装の中でその豊満なヒップラインだけは見事に強調され、また、足元は黒い金属的な妖艶な光を放つ艶のあるハイヒールを履き、手には房ムチと手綱を繋がれた首輪が握られていた。せい子は若い生徒らにわざとヒップと足元を見せつけるかのようにゆっくりと、強調しながら歩いた。生徒たちの視線は、肉感的なそのヒップと妖艶な輝きを放つせい子の足元に集中した。しかし、せい子は生徒らには目もくれずにステージ中央まで進んだ。

裾から出てきたせい子の姿を視界に捕らえた生徒らのコールは、すぐさま割れんばかりの歓声に変わり、せい子がステージ中央まで来て、生徒らと向き合った瞬間、先ほどまでの歓声が嘘のように、一気に静まり返った。

ステージ中央に立ったせい子は、冷たい、しかし、誰も逆らうことを許さないという威厳を保ちながら、講堂に集まった生徒らを、平然と、表情ひとつ変えずにステージの上からゆっくりと見渡した。そして、自分が立っている場所から生徒らが正座をしている床まで降りることができるようにと設置された階段をゆっくりと降り、いくつかに別れている生徒らの列のうち、卒業間近の3年生が整列して正座している列の方へ歩を進めた。静まり返った講堂に、せい子の履いているヒールが発するコツコツという冷たい音がこだました。

せい子は3年生の列の一番前まで来た。すると、講堂の要所で生徒らを取り締まっていた女性教師らのうち、せい子の近くにいた2人が、せい子のすぐそばまできて、せい子の少し後ろに立った。せい子は、少し後ろに2人の女性教師を従えて、一列ずつ、一番前に正座している生徒から順番に、じっくりとその顔を眺めていった。

孝一は、この高校の3年生だった。すでに大学へは推薦入試で合格し、この高校での生活も、残すところあと数日というところまで来ていた。自分が参加できる講堂講話も今日がラストだということもあって、入学してから今日まで心に秘めてきた、憧れのせい子への想いを何とかして伝えたいという気持ちをかろうじて抑えながら、祈るような気持ちでせい子の動きを注視していた。

「・・・せい子様はツバを吐きかけて下さるだろうか・・・・・」

何人かの生徒の横を通り過ぎたあと、せい子は、ある生徒の横で止まり、その生徒の顔を除き込んだ。講堂全体に緊張が走った。せい子は、しばらくの間、その生徒の顔を除き込んだ後、その生徒から少し顔を離すと、音を立てずに息を吸い込み、生徒の顔面めがけて勢い良く「ぺッ」とツバを吐きかけた。すると、すぐさま、せい子の少し後ろにいた女性教師のうちのひとりがその生徒に首輪をはめ、もうひとりがその生徒の背中を蹴飛ばし、力ずくでその生徒をよつんばいの姿勢にさせた。せい子は、ステージに登場した時から今までずっと黙っていただけのことがあって、その生徒の顔面にはかなり多量のツバが履きかけられたが、生徒は、自分の顔面をぬぐう暇すら与えられずによつんばいの姿勢を強要された。そして、自分に首輪をはめた教師に手綱を引かれながら、よつんばいの姿勢のまま、せい子らの後ろについて這わされた。

せい子は引き続きひとりひとりの生徒の顔を覗き込みながら、列をゆっくりと巡回し、また1人の生徒のところで立ち止まると、先ほどの生徒にしたのと同様に、その顔にツバを吐きかけ、2人の教師が連携しながらその生徒に首輪をはめ、よつんばいで這いながら付いてくることを強要した。

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