かさじぞうさんの作品「せい子第1-2話」
・・・・・せい子様からツバを吐きかけられた!しかもせい子様は3回に分けて、頭に、顔に、誰よりも多い量のツバを吐きかけてくださった!一度は見捨てられそうになった僕にたっぷりと甘い香りのするツバを吐きかけてくださった!ああ!長い間憧れ続けてきたせい子女王様のツバの香り!・・・・・なんて良い香りなんだろう、何て良いにおいなんだろう・・・・・これでようやく憧れのせい子女王様から調教を受けることができる!
・・・・・・孝一は半ば放心状態のまま、顔は上を向いたまま、うつろな視線はせい子の目と唇とを交互に見比べながら、夢にまで見たその光景が現実のものになった瞬間の余韻に浸っていた。孝一にとって、長年見続けた夢が叶った瞬間であった・・・・・。
ツバを吐きかけられた孝一に首輪をはめようと、せい子の後ろに従っていた教師のひとりがせい子に首輪を渡すように促した。しかし、せい子は、それを拒み、自ら孝一に首輪をはめながら、余韻に浸っている孝一のすでに硬くなっている下腹部を、ヒールのかかとやつま先を使って、冷たいが妖艶な笑顔と高笑い繰り返しながら、孝一のスラックスの上から何度も何度も突いた。
「どうやらおまえは勘違いしているようね・・・・・おまえは早々と大学への推薦入学を決めて、後は卒業を待つばかりのように思ってるようだけど、まだ、卒業試験がひとつ残ってるわよ・・・・・うちの高校で3年間過ごしてきたからにはわかってるだろうと思うけど、うちの学校は勉強だけがすべてというわけではないわ。“忍耐と奉仕”っていううちの校訓をその精神と肉体できちんと理解できているかどうか、卒業試験を受けさせてあげるから、覚悟なさい!」
そう言うと、せい子は孝一の背中を蹴り、よつんばいにさせ、持っていた房ムチで孝一の背中を何度も打った。よつんばいのまま、かつ、頭を垂れたまま、孝一はせい子のムチ打ちに絶えた。ヒステリックに何度も何度も孝一に襲いかかるムチの音が、そのせい子のムチ打ちの激しさに静まり返った講堂じゅうに響き渡った・・・・・。
孝一はせい子に手綱を引かれながら、また、孝一に先立ってツバを吐きかけられた2人がそれぞれ他の女性教師に引かれながら、3人ともよつんばいのままステージに登らされた。そして、せい子を含めた3人の女性教師は、それぞれが手綱を持つ3人に再び正座をさせ、上を向かせた顔面を椅子代わりにして尻を埋めて座った。人間椅子を命じられた3人は、手を後ろ手に組まされ、もう逆らうこともできず、それぞれを椅子として使用している女性教師のなすがままであった。
孝一は、自分よりも大柄なせい子の、憧れ続けていたそのお尻に顔を埋め、息苦しいながらもせい子の豊満なお尻の感触を顔面全体で感じながら、これからこの講堂で繰り広げられようとしている、前回までは自分も床の上からステージの上で捕われの身とされた生徒たちをうらやましく思い、一方では悔しく思いながらやってきた、壮大なSM的光景を想像していた。
「じゃあ、今日はこれでおしまい。みんな!いつものように私が見ている前でイキなさい!イッた者から帰ってもいいわよ!」
ハンドマイクを手にせい子がそう言うと、講堂のコンクリート製の床に残された生徒全員が鎖を解かれた犬のように急いでスラックスを脱ぎ、ブリーフからペニスを掴み出し、せい子らを見上げながら自慰を始めた。ある者はせい子の足元を見ながら、ある者はせい子の唇を見ながら、ある者は孝一に顔面騎乗の刑を施しているせい子の威厳そのものに対して、またある者はせい子のお尻の下でなすがままにされている孝一を自分に置き換えて・・・・・全員がそれぞれの空想で自慰に耽り始めた。
「せい子様!せい子様!せい子様!せい子様!」
各自がしごきはじめてすぐに、自然発生的にせい子を崇拝するコールが起き、やがて全員が声を合わせながらしごきはじめた。ステージに上がった3人の女性教師以外に、監視のために講堂に残っている2人の女性教師は興奮と加虐心を抑えることができず、だんだんとボルテージが上がっていくせい子コールにリズムを合わせるかのように、持っていた房ムチを振り回し、手当たり次第に、無差別に、自慰をしている生徒らに情け容赦なくムチの雨を降らせた。そんな状況の中で、若い生徒たちは勢い良く白い液を発射し、快感と満足感に浸りながら次々に果てていった。
・・・・・・・800人近い人数の高校生が一堂に会して、自分の前に秩序正しく正座して、自分を崇拝しながら自慰にふけり、自分に忠誠を誓いながら次々に果てていく・・・・・せい子は、孝一の顔面をその豊満なお尻で圧迫しながら、講堂で繰り広げられているそんな光景をステージの上から眺め、満足そうに微笑んでいた。せい子を崇拝するこのような儀式は、せい子の支配欲や征服欲を十分に満たすだけの内容のあるものだった。しかし、せい子は尻の下で哀れな人間椅子と化している孝一を辱めることも忘れてはいなかった。せい子は、目は講堂をゆっくりと見渡しながら、尻の下で逆らえずに震えている哀れな孝一にだけ聞こえる程度の声でささやいた。
「・・・・・孝一・・・・・私は、今日は最初からおまえを調教しようと決めていたのよ・・・・・いや、正確に言うと、おまえのリーダーの授業を担当するようになった去年からずっと、最後の最後でおまえをじっくり私の好みに調教してやろうと思ってきたの。授業中、おまえは夢を見るような目で、調教を乞うような目でいつも私を見ていたわ・・・・私はおまえがMであることも、おまえが私に憧れていたこともすべてお見通しだったのよ・・・・・だから、そのときから私のおまえに対する調教は始まっていたの。私は、一番好きなおかずは最後まで残しておいて、最後にじっくりと、ゆっくりと時間をかけて食べるタイプの女なの・・・わかる?・・・おまえは私の大好物なのよ・・・・・だから一番最後まで残してきたのよ・・・・・今日、おまえをわざとじらしたのはおまえの気持ちを確かめるためだったの・・・・・おまえとは卒業してからの付きあいの方が長くなりそうね・・・・・『教師と生徒』の関係から『女王様と奴隷』の関係になるのよ・・・・・ただし、私の調教は何年経っても卒業はできないんだからね・・・・・生涯拘束してあげるから覚悟なさい」
孝一への調教は、もう始まっていたのだ。講堂を見渡しながら、わざと孝一の顔面全体に全体重をゆっくりとかけてみたり、お尻を振ってみたり、前後にゆすってみたりして、お尻の下でせい子のなすがままにされている孝一と800人近い高校生の集団オナニーに、せい子は今年度最後の講堂講話を心行くまで堪能した。
やがて、講堂講話は終わり、孝一を含む生徒3人とせい子を含む女性教師3人だけが講堂のステージの上に残された。これからの時間は、個人奴隷としてせい子の精神や肉体を満足させることができる奴隷育成に費やされるのだ。
講堂の中にある「倉庫」という名の調教ルームにおいて、憧れのせい子女王様の手による調教がこれから始まろうとしていた・・・・・。
・・・・・・・・と、ここで無常にも孝一の枕元の目覚まし時計が鳴った。孝一は、強制的に現実の世界へと引きずり戻された。25歳になった孝一は、自分が高校を卒業した時から同じ内容の夢を何度となく見てきた。そして、この夢はいつも同じところで途切れてしまうのだった。そして、こんな刺激に満ちた夢の後で始まる今日一日を、また夢うつつで、この夢の続きを想像しながら過ごすことになるのだ。
孝一が10代の終わり頃から20代前半あたりでよく耳にした言葉に、「夢は持ちつづけることが大切であり、持ちつづければいつか必ず夢は実現する」というのがあった。この言葉の持つ意味は、“目標を持って諦めることなく少しずつでも目標に向かって努力を続けていけば、いつか必ず目標は達成できる”ということである。しかし、孝一は、その人生の中で、別の意味における夢の達成、後戻りすることの許されない夢の実現を迎えることになる・・・・・・。
(せい子第1話・完)
