かさじぞうさんの作品「せい子第6-2話」
すでにビンビンに起立しているぺニスを露にされ、落ち着かずにモジモジしている孝一に向かって、せい子は、再び自分と向かい合うように立てと命じた。
「あらあら・・・・何を勝手におっ立ててるのよ・・・・誰もこんな貧弱なモノを立てろなんて言ってないでしょ?・・・・いいわ。少し股を開きなさい!」
言われたとおりに孝一がすると、せい子はしばらくの間、孝一の目を威圧するように覗き込んだ。全裸の孝一の全頭式マスクから見えるうつろな目は、もはや抵抗する気力もないことを伺わせるのに十分なものだった。孝一の姿はまさに「蛇に睨まれた蛙」そのものであった。
孝一の目の中に自分に対する全面降伏の念を読み取ると、そんな孝一がとても愛しくなり、せい子は、自分より背の低い孝一の頭の後ろに手をやり孝一を引き寄せ上を向かせると、自分の唇を孝一の唇に重ねた。
“・・・この男は私の所有物なのだ。私の奴隷なのだ。肉体と精神のすべてを私に捧げ、生かすも殺すも私の気持ちひとつなのである。現実の世界とはかけ離れ、現実の社会の常識や掟が一切通用しない二人だけの世界の中でこのマゾ男を征服し尽くし、このマゾ男はもう私なしでは生きていけなくなったのだ”・・・・そう思うと、せい子の心には孝一に対する母性的な愛情がサディスティックな攻撃心となってフツフツと止めど無くなく沸いてくるのである。
せい子から一方的にディープキスを強要されている孝一は、手を後ろ手に拘束されているため何の抵抗もすることができず、せい子のなすがままにされていた。
やがてせい子は、その左手で孝一の頭を引き寄せたままキスを続けながら、右手を、勃起している孝一に股間へと持っていった。そして、孝一のぺニスや玉、袋を撫で回したり、揉んだりし始めた。口では欲するままにディープキスを続けながら、手では孝一の下腹部を欲するままに責めるのである。情け容赦なく股間をまさぐるせい子の手のヒンヤリとした感触が孝一から理性を奪い、孝一を人間以下の物に陥れた。
せい子は孝一にディープキスを長時間に渡って強要しながら、かつ、そのまま股間全体も同じ時間に渡ってまさぐり続けるという責めを延々と続けた。
『自分より背の低いひとりのマゾ男を後ろ手に縛り上げ、自由を奪った状態でディープキスを強要し、さらにこのなすがままの状態の玩具の股間を好きなように好きなだけ弄び、所有関係と存在意義とをマゾ男の精神と身体に覚え込ませる』という自分独自の愛情表現と責めの同時進行を気にいったせい子は、孝一が責めに耐えきれずにイキそうになるまでこの責めを続けた。この愛情表現と責めを同時に続けられることで孝一はせい子に心身共に征服され、所有され、理性を失い、男としての誇りと一般社会での存在価値をも失い、せい子が絶対君主としてすべてを支配するふたりだけから構成される独立社会でのみ、もはや二度と逃げ出すことの許されないせい子の奴隷として、せい子の所有物としてのみその存在を肯定され、せい子にすべてを捧げ、せい子の思うがままなすがままに調教されるだけの存在でしかないことを思い知らされるのであった。
何度も何度も繰り返されるディープキスと下腹部のまさぐりの中で、孝一は理性のかけらすらもぎ取られた「物」同然にまで堕落させられてしまった。
せい子は、孝一がイキそうになってようやく手を休め、孝一の唇から自分の唇をゆっくりと離し、被虐的な快感の中で理性や誇りをはぎとられて焦点の定まらない孝一の目を、勝ち誇ったかのような満足気な笑顔でじっと覗き込んだ。
孝一はそのままの姿勢で部屋の真ん中に立たされた。生殺しといっていいほどに弄ばれた孝一のぺニスは爆発寸前の状態でヒクヒクと脈打ちながらそそり立っていた。
すぐに戻って来たせい子の右手にはメジャーが握られていた。せい子は孝一のぺニスの前にしゃがむや否や、陰のうをさするように撫でてから、精一杯起立している孝一のぺニスにメジャーを当て、付け根から先端までの長さを計った。
「・・・・本当に、感心するほど短いねえ・・・・なるべく付け根の奥の方へメジャーを当てたけど焼石に水だわね・・・・もう、これ以上大きくならないの?・・・フフフフ・・・・こんなんじゃあ、踏みつけた時に私の足の横幅の方が長くて、そんなつもりじゃなくてもぺニス全体を踏みつけることになっちゃうかも知れないわね!踏みつけというより下敷きって言うべきかもね!」
せい子はそう言いながら、『奴隷契約書』を入れてあるファイルを取り出した。そして、契約書の次のページを開き、一枚の紙を取り出すと、計測結果と思われる数値を記入した。
先ほど一度だけファイルを見せてもらった時、契約書以外に奴隷の恥部をはじめとした身体のいろんなデータを記入するページがあったことを孝一は思い出した。
せい子による孝一の“身体測定”ならぬ“恥部測定”が始まったのだ。
勃起した時の孝一のぺニスのサイズを計り終えたせい子は、孝一背後に回りしゃがむと、萎えた状態の孝一のぺニスのサイズを計るため、早く放出させることだけを目的として、孝一の腰の横から顔を覗かせ、右手で、無言で、かつ極めて事務的な手付きで孝一に起立し脈を打っているぺニスをしごき始めた。
いきなり高速なピストン運動を強いられうろたえたが、後ろ手に縛られ立たされている孝一には抵抗する術もない。うめき声をあげ、せいぜい腰をくねらせることだけが今の孝一に可能な動きだった。
感情のこもっていない極めて事務的だが乱暴とも言える手付きでのピストン運動を強制された孝一は、膝をがくがくと震わせながら、どもりながらも早口でせい子への忠誠・絶対服従を誓うと、せい子の狙い通り、瞬時にして放出させてしまった。突然の強制オナニーのため、もう少しでせい子への忠誠と絶対服従を明言することを忘れそうだったところを何とかクリアできたことによる安堵感からか、放出直後の孝一のぺニスは、あっという間に萎えてしまった。
萎えて縮みきったところを見計らって、せい子はすかさずメジャーを当てた。
ところが、縮みきって皮を被ったぺニスよりも陰毛の方が長いため、陰毛が邪魔になってメジャーをうまく当てることができない。陰毛をかき分け、無理にメジャーを当てたところ、被虐を喜びとする孝一の正直な分身であるそのぺニスは早くもまた勃起を始めた。
勃起を始めた孝一のぺニスに業を煮やしたせい子は、孝一の起立したぺニスにスパンキングの雨を降らせ、立ち上がりざま、全頭式マスクの上から頬にもスパンキングを繰り返すと、やがて、孝一の前から離れた。
隣の部屋から戻って来たせい子の右手には鋏が握られていた。
「おまえがそういう態度をとるのなら、このお仕置きもやむを得ないわね」
孝一の前でしゃがみながらそう言うと、せい子は孝一の勃起したぺニスに鋏を当てた。金属の冷たい感触がぺニスを通して孝一の身体全体に染み渡った。
「せ、せい子女王様!・・・・お、お許しください!・・・ど、どうかお許しください!・・・・・本当に、そ、それだけは勘弁してください!」
孝一は、大声で、今にも泣き出しそうな勢いでとにかくひたすら許しを乞うた。
隣の部屋ではこの会話が録音されている。したがって、ストップボタンが押されるまで今後の会話も録音されることになる。そんなことを孝一は察してすらいなかった。
「・・・・・馬鹿の一つ覚えみたいにオナニーするしか能がないこんな小さなぺニスなんてあっても無くても同じだろ?・・・・私は、私のやりたいようにおまえを処分できる地位にあるということをもう忘れたの?」「・・・・・・・」孝一は、せい子の冷静さが逆に怖く感じ、どう答えればいいのかわからなかった。腕は拘束されているものの足は自由が効く状態なのだし、震える身体で何とか逃げようと考えていた。
「ほらほら!あまり動くと危ないわよ!」
「・・・・・・・」「フフフフ・・・・・怖いの?・・・・かわいいわね・・・・ゾクゾクするわ・・・・おまえは私の所有物なのよ・・・・」
そうつぶやくと、せい子は、鋏を持つ右手の親指、人差指、中指に一気に力を込めた。
「!」
切られたのは、孝一の陰毛だった。陰毛がパラパラと床に落ちた。
少し間を置いて、せい子は孝一の前で立ちあがった。
「鋏で刈りきれないところは剃刀で剃ってあげるわ。剃毛が終わるまでじっとしてなきゃ今度こそ痛いめに遭うわよ・・・・フフフ・・・見た目は一人前の男が裸になれば短小ぺニスな上に剃毛までされているなんて、恥ずかしいわねえ・・・もうおまえは私以外の女の前では裸にすらなれないのよ!・・・大丈夫よ、その分、私が毎日のようにおまえの貧弱な裸を弄んであげるから!・・・・嬉しい?」
「はい、嬉しいです。せい子女王様。私は私の所有者であるせい子女王様以外の女性の前では裸になんかなりたくありません・・・・こんな貧弱なぺニスでさえ弄んで下さる慈悲深いせい子女王様に対する忠誠の証として、どうか剃毛して下さるように私の本心からお願い申し上げます」
ぺニス切断の恐怖から解放された安堵感とせい子に剃毛されているという満足感からか、録音されているとも知らずに自主的にそう宣言した孝一に満足すると、せい子は再び孝一の下腹部の前にしゃがみ込み、本格的に剃毛を始めた。
最終的にはきれいさっぱり剃ってしまうのだが、その過程においていろいろと刈り方や剃り方を楽しみ、孝一の恥ずかしい姿や下腹部のアップをその都度写真やビデオを撮りながら、孝一の下腹部と心理とを徹底的に弄び、剃毛を終えた後は、せい子に剃毛されるという夢にまで見た憧れが実現しぺニスを起立させてその快感と余韻に浸っている孝一に再び強制オナニーを施し、萎えた頃合を見計らって引き続き恥部測定を続けた。孝一は、射精の際、剃毛という責めに対する感謝も含めた忠誠の言葉を大声で明言することを忘れなかった。
せい子にとっては“剃毛”も“恥部測定”も、孝一を、肉体的にも心理的にも徹底的に陥れ、支配し拘束し征服するための手段のひとつに過ぎなかった。
“剃毛”といい“恥部測定”といい、そのどちらもが“拘束記念日”を彩り盛り上げるにふさわしい責めになったことに、せい子はとても満足していた。
(せい子・第6話・完)
