かさじぞうさんの作品「せい子第7-2話」

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始業時間までにはまだかなり余裕があるにもかかわらず会社には、孝一の所属している部課も含めすでに出勤している者が何人かいたが、幸い、まだ誰もメールチェックはしていかった。

孝一が早めに出社したことに驚き、冗談混じりにからかう同僚に冗談で切り返す精神的余裕もなかった孝一は、同僚が席を外し、室内に自分以外には誰もいなくなったたところを見計らって、部長の机の上に置いてあるノートパソコンを勝手に立ち上げ、部課あての新着メールを確認した。

営業課員ひとりひとりにメールアドレスが与えられているが、今回せい子は孝一個人にではなく部課のアドレスにメールを出している。部課あてのメールは客からだけでなく会社の上層部からの秘扱いの重要事項伝達の場合もあり得るので、部長席のパソコンでしか受信できないようになっていた。

一秒が一時間に匹敵するほどに時間を長く感じながら、孝一は部長席のパソコンの動きを見守った。

新着メールの表題や差出人などのデータが次から次へと表示されていく。

かなりの数のメールが到着していたが、結局、せい子からのメールはなかった。

どうやら会社への送信は保留しているということなのだろう。孝一は部長席のパソコンを片付けると、自分の席に戻った。同僚は朝食でも食べに行ったのか、しばらくの間戻って来なかった。

課員全員が出社し朝の打ち合わせを終えると、孝一は外回りに出るということにして、とにかくせい子に会うために、英会話教室開業の準備が進んでいるマンションへ向かった。

事務員らしき若い女性に用件を伝えたが、パソコン用の椅子のことは何も聞いていないし、せい子はまだここへは来ていないとの回答だった。

孝一は、ここからそれほど離れてはいない場所にあるせい子が住むマンションへと車を走らせた。

せい子は部屋にいた。孝一がメールの件を話すまでもなく、せい子は孝一を上がらせると、パソコンの前まで連れて行った。

せい子は、英会話教室で使用するための何台かのパソコンを購入する際、データを共有して自宅においても仕事ができるようにと、自宅用にさらに1台追加で購入していた。購入したパソコンの台数と同じ数だけパソコンデスクとパソコン用のチェアも購入していた。ところが、せい子がマンションの部屋で使用しているチェアに欠陥があったのか、高さ調整が全然できなくなってしまったのだ。

この椅子を直してもらうためにせい子は修理依頼メールを作成し、会社あてに送信する前に、担当社員で自分の奴隷でもある孝一に、心理的責めを兼ねたメールを送ったのだ。

カーペットに擦り付けるかのようにして頭を伏せて会社へのメール送信はしないでほしいと懇願する孝一の頭を上げさせると、情けなく、みじめな表情の孝一に、せい子は、ねっとりと粘着するかのようなゆっくりとしたスピードで往復ビンタをくらわせた。

「フフフフ・・・・いいわ、内緒にしてあげる。

ただし、おまえは私に弱みを握られているのだということを忘れないようにすることね・・・・

私を怒らせるような態度をとったら、椅子が欠陥品だということもおまえの卑屈な態度のこともみんなバラすからね・・・・

そうね・・・・使い物にならない椅子の代わりにおまえが私の椅子になりなさい。

今日じゅうにパソコンに打ち込まなきゃいけないデータがあるの・・・・・

おまえを私の尻に敷いて私専属の椅子にしてあげる・・・・

どうやらおまえはどうあがいても、とことん私にいじめられる運命にあるようね・・・・

奴隷としてだけじゃなくて、一人の営業マンとしても私に頭が上がらないのよ・・・・

こんな巡り合わせって本当にあるのね・・・・おまえの、その高い鼻を私のお尻で潰してあげるわ・・・・」

孝一は、パソコンの前で、上半身を裸にされ、顔を上向きにしての正座を強要された。

せい子は黒のエナメルのタイトスカートと黒のロングブーツを身に着けると、手綱付きの首輪を孝一の首にはめ、それから乱暴に孝一のネクタイを外すと、それを使って孝一の両足を縛った。

そして、まるで獲物を追い詰めたかのような勝ち誇った視線で孝一の目を威圧的に見据えた。

せい子は無言のまま孝一の顔面に黒光りするスカートに包まれた豊満なヒップをゆっくりと乗せると、少しずつ力を込めて、ちょうどいい高さになるまで圧迫し続けた。

拒む隙すら与えられず、顔じゅうにせい子のヒップの豊満な肉感を押しつけられた孝一は、唯一自由の効く両腕をつっかえ棒のようにして自分の身体を支えながら、せい子から圧力をかけられるままに身体を傾け、せい子にとってちょうど良い高さのところで、両腕を使って全身を支え続けることになった。

尻の下にあるのは椅子ではあるが、人間椅子という種類の椅子で、窒息させないように時々呼吸をさせなければならないということを面倒に感じながらも時々思い出したように孝一に呼吸をさせる時間を与えていたせい子は、それ以外は、尻の下の孝一の存在など忘れて、パソコンへのデータの打ち込みという作業に集中した。

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