下女中さんの作品「性転換」性転換9・淫売さん2
その日から淫売さんとしての人生が始まりました。
皆とは別に一足早く旅館に送り込まれそこで、仲居に旅館内での淫売さんとしての心構えとしきたりについての躾けを受ける事が一番最初に与えられた屈辱でした。
普通に立っている状態でTバックのショ-ツからお尻のホッペタが半分程しか隠れない短さのスケスケな半纏のみの衣装に着替えさせられ妙子に連れられて旅館へと向かいました。
「お前たちは穢れた存在なんだから、あそこからしか入ってはいけないよ」旅館の裏手にある従業員用玄関の横のある50cm四方の潜り戸をあごで示して妙子は玄関から中へ入って行きました。
指示された入り口から中にはいるにはどうしても四つん這いにならねば潜る事が出来ない大きさです普通の仲居やコンパニオは歩いて裏口とは云え玄関から入れるのですが私達淫売さんはそれさえも許されず四つん這いになりながら旅館の中にはいらねばならなかったのです。
這い蹲って中に入った目の前に妙子のパンプスが突き出され「お舐め・・変態・・・こんな事がしたくてそんな体にされちまったんだろ」私は四つん這いのまま妙子のパンプスに口づけをした瞬間に下半身が熱くなるのを覚えました。
男であった時の感触が甦ったのです・・・肉棒が有るかのごとく・・・でも、現実は・・・男根など何もなくそこにあるのは、無惨に作り変えられた股間・・女性器があるのです。
「へぇ~こいつが例の変態かぁ」「見て、後ろから丸見えよ・・・」いつのまにか事前に連絡を受けていた仲居が3人集まってきて周囲を取り囲んで見ていたのです。
「うわ~・・ほんとオメコだわぁ・・・」そうです、後ろから見ればほんの申し訳程度のTバックのショ-ツしか穿いていませんから作られた女性器が、ほとんど丸見え状態なのです。
「さあいいかげんにやめて、土下座してお姉さん方にご挨拶をし」妙子はパンプスを必死で舐めている私の顎をヒ-ルの先で蹴り上げそう命令しました。
私はその場に正座し頭を深々と下げ3人の仲居に挨拶をしました。
「本日より淫売として働かせて頂くことになりましたおめこと申します、何も分からない事ばかりですので躾けを宜しくお願い申し上げます・・。」車の中で妙子に教わった挨拶でしたが、さすがに声は震えていました。
「そうかい、良い名前付けて貰ってよかったねぇ・・・おめこちゃん」「そこのくぐり穴を何時も四つん這いになって出入りするんだよたとえ誰もいなくてもだよ、お前達淫売はいやらし~い存在なんだからその穢れた体ではたとえ裏玄関と言えども出入りは許されないからね」それ程までに私達は忌み嫌われる存在なんでしょうか・・・
その時の私はまだその様な疑問が心には強く残っていましたがその後過酷な家畜並みの扱いを受けるに連れしだいに自分の置かれてる立場を嫌でも思い知らされ自分達は・・・卑しい穢れた存在と思うようになって行きました。
仲居やコンパニオン、ピンクコンパニオン達を管理する者にとって私達の存在が必要だったのでしょう・・・・・。
自分達よりも下層の過酷な扱いをされている同性の存在は彼女達への見せしめでもありストレスを発散させれる存在でもあったのです。
「さあ、こっちにきな」仲居頭はそう言うと私に旅館内を案内するために歩き出しましまずエレベ-タへの乗り方から教育されました・・・・。
お客様が最優先はもちろんですが、絶対に女性や子供さんが乗り込んでいるときには同席してはならない、あたしたちが先に乗っている時でも必ず降りて次のに乗るように言われました。
「そんな、いやらしい恰好してると嫌がるんだよね女性客には」「ましてや子供には見せられないしね」仲居頭はあたしの半纏から半分はみだしているお尻を見て笑いながら言っていました。
あたし達の仕事場となる宴会場にまず連れていかれそこで諸注意を受けました。
宴会場への入り口の上がり端を指さし「ショ-が終わった後は素っ裸になってるからあそこの柱の影でそのパンツと半纏を着るんだけれど、後ろ向きでしてよね決して前向いて着ちゃだめだから・・・さっきも言ったけれど女性客や子供には見せられない物だし逆に男は後ろからだとお前達の視線を気にせずに盗み見してる気分になるから両得なんだよ、わかったね」そう仲居頭は説明しました。
廊下の歩き方も厳しく教えられました。
特に大宴会場ではなく小グル-プなどへの出演では客室階の廊下を歩く事となるので宿泊客とすれ違う際には必ず壁際に寄って頭を下げ視線をお客に向けてはならないやり過ごしたら片手でお尻を隠して足早に目的の部屋に向かう事などでした。
徹底的にあたしたちは、忌み嫌われる存在として扱われ見せてはならない恥部のような存在と言われました。
仲居さんの控え室や湯女のサ-ビスをする大浴場などを案内されて最後にトイレの利用制限について説明を受けて(この大きな旅館で淫売さんが使えるのは1ヶ所だけ)もう一度裏玄関に戻りました。
コンパニオンが着飾って入ってきますが(彼女達はもちろん歩いて入ってきています)その横では裸同然の淫売さん達が四つん這いになって入ってきていました。
明日からは自分もあんな風にしなきゃならないんだと思うと情けなくなって来ました。
照明とラジカセを持った若い男があたしの首に週間誌大のボ-ドをぶら下げました。
これが、妙子が言っていた性転換される前の写真を貼り付けて笑い物にする為のボ-ドだったのです。
それには手術前に全裸で撮られたものや彼女との2ショット大学の卒業アルバムからのコピ-、親兄弟との記念写真などが貼られており今の変わり果てた姿や悲惨な境遇と写真に写っている幸せだった時との対比お客に楽しんで貰おうと作られた物でした。
「悪趣味だけど面白いよねハハハ~~~」妙子は私の首をぐいっと引っ張って写真を見ながら笑っていました。
さあ仕事だ仕事!・・若い男にせかされあたし達は歩き出しましたがあたしは惨めさで胸が詰まり涙が流れてきて止める事ができませんでした。
続く
