b-maniaさんの作品「愛は歪曲の彼方に」(3)

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普段なら昼間まで寝ていて、家でぼうっと過ごす日曜日。ほんの少し肌寒さを感じながら、私は泉美を迎えに、愛車のRVを走らせていた。私の教室から、歩いて5分のところにある、6F建てのマンションの前に車を止めた。

プランターが飾られた玄関のところで、こちらに向かって手を振っている1人の妖艶な女性の姿があった。「えっ?…泉美?」その女性は、朝日に反射してキラキラと輝く銀ラメをちりばめた、深いスリット入りの黒いミニのワンピースを身に纏っている。スリットから覗く黒いストッキングに包まれた繊細な脚先には、金の飾りが施されたストラップのついた黒いピンヒール。白いレザーのジャケットを肩にかけて、壁にもたれている。「こいつ、ほんとに中学生か…?」と心の中で呟いた。私の目に映った女性は、どうみても20代のOLかモデルにしか見えなかった。ついつい我が目を疑ってしまう。

「おはよう。圭介ってば、泉美に早く会いたかったから、早く来たんでしょ?まだ、15分前だよ。」「そういう泉美は何分、あそこに立ってたんだ?」「確か30分前だったと思うけど…。」「お前の方が早いだろ!…いつも、30分前だよな、泉美は。」「だって、圭介に早く会いたかったから…。早く、圭介の隣りに行きたかったから…。泉美ってば、好きな人を待ってたい人なの。」照れ笑いを浮かべた泉美の表情がとても眩しかった。

雑然とした車内が明るくなり、甘い女性の匂いが立ち込めていた。隣に座る泉美のスカートからスラッと伸びている、黒いピンヒールを履いた長い脚を見ているだけで、痛いほどに息子は怒張してしまう。「圭介ってば、さっきから泉美の脚ばっか、見てない?」「そ、そんなことないよ、絶対…。」「怪しいなあ。でも、圭介だったら、見てもらいたいかな?なんか恥ずかしいけど…。」そう言って、泉美は私の膝の上に両脚を静かに載せた。シーム入りで透明感のある黒いストッキングに包まれた、泉美のしなやかで美しい両脚の、緩やかな隆起と柔らかい弾力感はとても魅力的だった。私の心臓はそれだけで爆発しそうだった。「その美しい脚で、顔を踏み躙ってくれ!」私は心の中でそう叫んでいた。「どう?泉美の脚って、綺麗…?」「き、綺麗だよ、とっても。…じゃあ、そろそろ行こうか?」「うん…。なんか嬉しいな。泉美の脚を圭介が褒めてくれて。」泉美は助手席にすっと脚を戻した。本当ならずっとこうされていたいのだが…。とにかく、私の性癖を悟られないように、普段の通り泉美と接していた。

車中での2人の会話は絶えることなく、泉美はずっと話し続けた。友達の話、学校や生徒会の話、そして私の話…。楽しそうに話している、大人びた泉美の笑顔は、無邪気な中学生のままである。そんな泉美の表情を見ているだけで、不思議と心が安らぐのだった。

穏やかな秋の陽を浴びながら、黄や赤に色づく街路樹に、しっとりとした秋の気配が漂う神戸の街並み。どこへ行っても、肩を並べて歩く私達は、誰よりも幸せそうに見えたはずだ。何人ものすれ違う人々が、振り返っていく。「なんかカッコいいな、あのカップル。」「2人ともすごく背が高いわね。モデルかしら?」というヒソヒソ話が聞こえてくる。

腕を組んで楽しそうに歩いている私達が、教師と生徒の関係であるとは、夢にも思わないだろうけど…。「なんかドキドキするネ。みんなに見られてるような気がする。圭介ってば、とびっきりカッコイイから。もし、泉美の友達とかに見つかったらどうしよう…。圭介ファンの女の子に殺されるちゃうネ。」「だいじょうぶ、そんときはそんとき。ちゃんと説明するさ。気になるんだったら、サングラスでもかけときなよ。」そりゃ振り返るだろう。泉美は本当に美人だから…。

泉美は、嬉しくて仕方がないという表情を浮かべていた。片時も私の腕にしがみついて離れようとしない。「ずっと一緒にいたい」と言ってくれた、そんな泉美の健気さや可愛らしさが痛いほど伝わってくる。無邪気な笑顔、艶っぽい瞳や唇、しなやかな長い髪…全てが私をドキドキさせる。本当に泉美を愛しているんだなあと、私は実感していた。

その気持ちとは裏腹に、映画や食事をしているときに、何気に組まれた泉美の脚を横目で何度も盗み見たり、石畳にコツコツと響くピンヒールの音を聞きながら、脚元を眺めていたり…。彼女いない歴30年で脚フェチの私にとっては、あまりにも刺激的であった。

私たちは異人館通りの近くにある、一軒の靴屋の前を通りかかった。店先には秋・冬物の靴が所狭しと並んでいる。泉美はその店の前で立ち止まった。「泉美、ああいうブーツに憧れてるんだ。あんな感じのは、家に1足も無いから…。」泉美が指さすショーウインドウには、黒いレザーで、踵がピンヒールで12センチぐらい、膝上まですっぽりと覆われてしまうような、ニーハイ・ロングブーツが飾られていた。そのブーツを見た瞬間、私の目はそこに釘付けになっていた。あのブーツを履いた泉美が私の顔を踏み躙っている姿が頭を過ぎった。

「あんなブーツが欲しいんだ。」「うん。でも、泉美にはきっと似合わないだろうなあって…。」「そんなことないよ。試しに履かせて貰えばいいんじゃない?見るだけならタダだろ?ホラ、付いてってやるから。」泉美の手を引いて、店内に入っていった。「いらっしゃいませ。」店員は笑顔で私達を迎える。「あのブーツを履いてみたいんですけど…。」「サイズとお色の方は?」「23.5cmで白か黒。」と泉美が小さな声で答える。「少々お待ちくださいませ。在庫を調べてまいります。」といって、店の奥に入っていった。

暫くすると、さっきの店員が大きな白い箱を2つ抱えて戻ってきた。泉美を席に座らせて、ハイヒールを脱がせる。真新しい白と黒のロングブーツを箱から取り出した。1足ずつ泉美の脚に慣れた手つきで履かせている。私はその光景が羨ましかった。足許に跪き、泉美の美しい脚にブーツを履かせる…。私はまた、股間が熱くなるのを感じていた。「圭介、どう?似合う?」目線を泉美に戻すと、膝上までをすっぽりと覆う黒いブーツを履いた脚は、別の皮膚を纏い、更なる魅力を醸し出していた。針のように華奢で鋭く、高いヒールがより一層、大人っぽさを演出している。

嬉しそうに足許を眺めながら、「素敵なブーツね。とても気に入っちゃった。でも、泉美のお小遣いじゃ足りないなあ。さっき服、買っちゃったから。」「俺がプレゼントしてやるよ。来週って、泉美の誕生日だよな?」「ホント?やった~、嬉しい。圭介、ありがとう。」人目を憚らずに、抱きついてくる。「わかった、わかった。その代わり合格祝いも兼ねてだから、第1希望、落っこちたら返してくれよな。別の人にあげるから。」と、笑いながら言うと、「ひど~い!絶対、絶対受かるもん。圭介がくれた最初のプレゼント…泉美の宝物だから。誰にも渡さないから!」と頬を脹らませて、むくれている。「冗談だよ、冗談。…すいません、これ2足とも下さい。」「け、圭介。1足でいいってば!」「どっちも気に入ったんだろう?1足は誕生日、もう1足は合格前祝い。」というと、泉美は店先で私の頬にキスをした。

帰りの車の中で泉美は、行きの車以上に興奮していた。ブーツの入った大きな白い箱を大事そうに抱えて、箱の中を何回も覗いては、ニヤニヤしている。「圭介が買ってくれたブーツ、履いていい?」屈託のない笑顔を浮べて、泉美は私に話し掛ける。「さっき履いただろ?とってもよく似合ってたよ。」「もう一度履いてみたいの?ねえ、いいでしょ?圭介。」「しょうがないな。何回でも、気の済むまでどうぞ。」「うん。」嬉しそうに、箱から真新しいブーツを取り出して、ファスナーを下げる。黒いストッキングに包まれた美しい脚をブーツに通して、ファスナーをジリジリと上げていく。泉美の細く、しなやかな脚を膝上までをブーツが覆っている。金のチェーンが飾りに施された踝。踵の先は針のように鋭く、シルバーのメタルチップが鈍い光沢を放っている。「どう、圭介?泉美に似合う?」私の膝の上に黒いブーツで包まれた両脚をそっと載せた。「あ、ああ…。」「心がこもってないじゃないよ、圭介。泉美のことを想って、もっと感情こめて言ってよ!泉美の脚にピッタリだ、って…。」泉美は私の太腿をブーツの爪先で軽く突付く。私の体中に電流のようなものが走った。「コ、コラ、行儀悪いぞ。…でも、本当によく似合ってるよ、泉美。とっても…。」「ほんと?すっごい感激!圭介にそう言ってもらうとすっごく嬉しい。ありがとう、圭介。」私がどんな気持ちで、この言葉を言っているのか、泉美は知らないはずだ。私はブーツ姿の泉美の脚に蹂躙されいる自分を想像して勃起していた。泉美は私の膝の上に妖しい光沢を放つ両脚を載せたまま、私に今日一日のことを楽しそうに話し掛けた。泉美の家に帰り着くまで…。

10時を少し過ぎる頃、泉美のマンションの前に到着した。「圭介。今日一日、ありがとう。本当に楽しかった。圭介とつきあってるんだなあって、思ったよ。泉美ってば、とっても幸せな者だネ。圭介のこと、好きになって本当に良かった…。好きだって言って本当に良かった…。」泉美は私に抱きついて、唇を重ねてくる。お互いの舌を絡め、強く吸いあった。泉美は私の頬を両手でそっと触れ、名残り惜しそうに、唇を離す。「また明日、教室で会えるネ。おやすみ、圭介。」と言って、大きな紙袋を大事そうに抱えて、コツコツとピンヒールの音を響かせながら、私の車から離れていった。

泉美を見送った後、私はその足で教室へと急いだ。誰もいない教室に入ると、私は泉美の美しい脚線を思い浮かべながら、自分の机から一冊の分厚いファイルを取り出す。自分の先走りで濡らした下着を脱ぎ捨て、泉美がいつも座っている席に極度に興奮した息子を擦り付けた。「い、泉美様、その美しいおみ脚で私の顔を踏み躙って下さい。お願いします、泉美様。」と声を上げながら、自分の息子を激しく上下に摩擦していた。

私は自分の歪んだ性的欲望の世界に浸っていた。ブーツを履いた生徒の足許に傅き、美しい脚線に弄ばれながら、涙を流す教師…。「教育者でありながら…」という背徳感が私を余計に燃え上がらせ、女王様が奴隷の顔を踏み躙っている写真に、何回も白濁の液体を撒き散らしてしまう。

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