b-maniaさんの作品「愛は歪曲の彼方に」(6)

前のページへ戻る

実力試験の日は土曜日だった。クラブを引退した中学3年生の生徒達は昼頃、教室に集まってきた。みんな競い合うように化粧をし、母親や姉から借りてきた煌びやかな衣装を身に纏っていた。そして足許もブーツやハイヒールで華やかに演出されていた。この小さな教室が、どこかのパーティー会場さながらの熱気に包まれていた。「なんか、恥ずかしいね。でも、たまにはこういうのもいいかも…。」「ほらほら、男子達ってば結構、緊張してるみたい。」「圭介先生はどう思うかな?結構、感動してるみたい。」女の子達の黄色い声が教室に溢れていた。

8人ぐらいしかいない男子に対して、女子が20人。ほとんどの男の子達は普段は『普通科コース』に所属し、塾に来ている日が違うためか、こんなに女子が多いことを改めて実感したようで、萎縮していた。

「圭介先生、この塾、ウチの中学の女子ばっかだね。それも学校で人気のある女の子、ばっかりだよ。」と、普通科クラスの佳宏が言う。確かに、この学年の女子は粒ぞろいだった。ロリコンの気があれば、間違いなく警察沙汰を起こすぐらいの美人ぞろいだと思う。「ちなみに、男子の人気ベスト10のうち、9人もこの塾にいるんだぜ。久保泉美・西原絢子・源江梨…。これがウチの中学の女子ベスト3なんだ。俺、ずっとこの塾でよかった~って思う。」ニヤニヤ笑いながら、小学6年からこの塾に通っている良平が口をはさむ。「だって、その9人のうち、『難関校クラス』が6人。美人で頭が良くてすごいよなあ。人生の勝利者だな。」と、『難関校クラス』で江梨の彼氏の靖史が言う。「何のろけてんだよ。このタコ。」と、みんなから冷やかされている。私は男子達としばしの談笑を楽しんだ。いつもなら、泉美と2人しかいない土曜日の大きな教室に、28人の生徒が入り乱れていた。

模擬試験は入塾した順番で受験番号と座席が決められていた。教室には生徒用の机が27脚しか入らなかったので、泉美は監督官として私が座る教師用の机のすぐ隣に、他の子と離れて座っていた。

1科目目の試験の始まりを告げると、生徒達は一心不乱に問題に集中する。私は監督席でみんなの様子を伺いながら、パソコンで書類を作成していた。

20分ほど過ぎた頃、となりの泉美から1枚の手紙が回ってきた。そこには『この間、約束した通り、テスト中に私のハイヒールを綺麗にしてネ。消しゴムを落とすのが合図よ。もし、綺麗になっていなかったら、今晩…覚悟してね。』と、書かれていた。泉美の方に目を移すと、1科目めの社会を早々と終えて退屈そうにしている、眼鏡をかけた泉美がウインクをした。

黒いニットとレザーのミニスカート、オフホワイトのスーツを肩にかけた泉美が私の見ている前で、ニコッと笑って、手に握った消しゴムを床に落とした。2・3回、床で跳ねた消しゴムは、泉美の足許へと転がった。何も、こんなに生徒がいる時じゃなくても…。

私は絶対服従を約束させられていた。もし、裏切れば社会的信用や地位を失ってしまう。

しかし、それはきっと本音ではない。ただ、泉美を愛する気持ち、泉美にお仕えしたいという気持ち、そして、陰鬱な欲望からであった。「圭介先生。消しゴムを拾ってください。」と、泉美が他の生徒に聴こえるように言った。私は、四つん這いで、机の下の泉美の足許に屈み込んで、消しゴムを取ろうとした。

私の手の甲に、黒いハイヒールの細い踵が思い切り突き立てられた。「うっ…。」痛みを必死で噛み殺した。さらに、泉美は爪先を左右に揺すりながら、まるで穴でも開けるかのように、グリッグリッと力強く踏み締めていく。私の目の前で金色のアンクレットがゆらゆらと揺れていた。余りの痛みに体が震えていた。私は必死で泉美のヒール責めに絶えていた。「圭介先生、ちょっとお手洗いに行きたいんですけど…。」そういって、泉美は急に立ち上がった。全体重を掛けた泉美のハイヒールが手の甲に圧し掛かる。ゴリゴリという骨が軋む音が小さく鳴った。「ど、どうぞ。」と声を震わせながら、皆に聞こえるように返事をする。コツコツとハイヒールの靴音を響かせて、泉美は教室を出て行った。

2科目は理科。「始め!」の合図と共に、泉美から早々と一枚の手紙が私に手渡された。『みんなが問題に集中しているときの方が、ヒールを舐めやすいでしょ?さっき、オシッコをして流さずに、靴底を濡らしておいたよ。泉美のオシッコなら嬉しいでしょ?20分ぐらいは舐めて綺麗にしてネ。』泉美は私の性癖を意のままに操っていた。書類を捜す素振りをしながら、泉美の足許に行き、テストをしている泉美のヒールの下に顔を潜り込ませた。幸い、泉美の座っている席は足許が見えなくなっている。

鼻先につくアンモニア独特の匂い。泉美のオシッコのついた靴底に舌を這わせる。磨り減った靴底のゴムの味とヒリッとした苦味のあるアンモニアの味を舌先に感じた。私は『泉美の靴を綺麗にしなければ、どうなるかわかるでしょ?』という、泉美の脅迫めいた言葉を思い出していた。もはやなす術もなく、15歳の少女の脚に陵辱されるしか、生きていくことが出来ない自分を改めて思い知らされた。

泉美は椅子を引く度に、腰を浮かせ、唇を靴底でグリグリと押し潰される。20分過ぎた頃、江梨から「先生、質問があるの。」という、声が掛かった。私はその声に反応し、「今行く、ちょっと待ってな。」と答えた。泉美はその声に反応して、私の顔からハイヒールをを下ろした。「ごめん、ごめん。今、探し物をしてた。」いそいそと江梨の方へ向かった。

私は束の間、泉美の脚責めから解放された。誰かに見られるんじゃないかという恐怖感に苛まれながらも、息子を大きく膨らませていた。

国語と数学の試験の間も、他の生徒達にばれない様に、泉美の黒いハイヒールの下で、顔を踏み潰されながら、必死で舌を動かし続けた。試験は残すところあと、英語を残すのみとなっていた。

最後の休憩時間のときに、江梨・絢子・泉美の3人が私の所にやってきた。「先生、今日の私達の格好、どう?カッコいいっしょ?」と、聞いた。3人ともミニスカートを履き、キラキラと輝く透明感のあるストッキングに包まれた脚を私の前に見せつける。江梨は茶色のロングブーツ、絢子は白のロングブーツでどちらも2人の脚を華麗に演出していた。「3人ともカッコいいよ。とてもよく似合ってる。モデルみたいだよ。彼氏が羨ましいね。」と、私は笑いながら言った。「圭介先生はこんな格好、好き?」と、江梨。「でも、彼女のいない圭介先生には目の毒かもね。こんな美人の生徒達に囲まれて…。おかずにしてもいいよ。」と言いながら、絢子が私の腕に抱きついてくる。彼女の豊満な胸が腕に触れて、私は顔を真っ赤にして、あたふたと慌ててしまった。

「そ、それじゃあ、最後の一つ、いってみようか?いよいよ英語で終わり。みんな頑張れよ。」休憩時間が終わって、みんなが席について問題を配り始めた。私の行動をじっと見られている気がした。顔をふと上げると、泉美が私をじっと睨んでいた。最後のテストには手紙が手渡されることはなかった。

午後6時。テストがすべて終わり、お洒落に着飾った女の子達はカラオケへ行くと言って、盛り上がっている。「ねぇ~、泉美も行こうよ、カラオケ。久しぶりっしょ?最近、勉強ばっかしてっから。」「ゴメン…。今日は彼氏と遊ぶことになってんの。また、付き合うから、今日はここで待ってるわ。勉強でもしながら…。彼氏ってば仕事が終わるの遅いから。圭介先生、ここで待たせてね。」と、言った。「しょうがない。泉美、また今度ね。…それじゃあ、いきますか?」江梨はみんなを連れて、教室を出て行った。私は急に大きな不安に襲われていた。

泉美と私を残して、教室には誰もいなくなった。「圭介、英語できたよ。80点は取れたと思う。圭介のおかげ。本当にありがとネ。このテスト、今までで、最高の出来!」私は泉美の顔をまともに見ることができなかった。私は、小動物のように怯えていた。「圭介のお陰で、本当に英語の問題が楽勝に思えたもの。やっぱ、スゴイね。圭介ってば、惚れ直しちゃった。それじゃあ、圭介、英語の勉強につきあって。彼氏を待っている間…ネ。」

私の向かいに座った泉美が私の股間に脚を伸ばしてきた。ハイヒールで私の股間を軽く蹴った。それだけで、私は「あっ」という声を洩らしてしまう。私は股間を大きく脹らませていた。「これは、何?どうして勃起してるの?ひょっとして、江梨や絢子を見て、勃ったんじゃないでしょうネ。」「そ、そんなことありません。泉美様。」「どうだかねえ。いやらしい圭介のことだから、充分にあり得るわ。さっき、絢子に抱きつかれて、顔を真っ赤にしてたでしょ?…せっかく、英語の点数を上げてくれたご褒美を上げようと思っていたのに…。やっぱり、ご褒美はなしネ。まだ、ヒールもピカピカになってないし…。やっぱり、勉強のあと、たっぷりとお仕置きをしてあげるわ。圭介もその方が嬉しいでしょ?」股間をグリグリと踏み潰す。「早く私の足置きになりなさい。」と、厳しい口調で言い放った。私は泉美の椅子の下に潜り込んだ。「圭介、靴を脱がせて。ヒールを履いてると、脚が疲れるの。マッサージをお願いするわ。それと足裏のお掃除も忘れずにネ。」靴を脱がせてもらった泉美は、私の顔の上にストッキングで包まれた足裏を載せる。

甘酸っぱい匂いが私の鼻腔に充満してくる。私は夢中で足裏を舌先で舐め清めた。「ウフッ、くすぐったい。」艶っぽい声を泉美は上げる。「ほんとに、圭介ってば舌の動きがエッチなんだから。Hビデオの見過ぎだね。素人童貞でマゾのくせに。」ストッキングに包まれた爪先が、私の口の中に挿入される。「指先も1本1本、丁寧にしゃぶってネ。嬉しいでしょ?泉美の脚を舐められて。ヒールじゃなくて、泉美の脚に触れられるのよ。幸せでしょ?」と、言いながら足の甲が私の口一杯に埋れていった。この2人の関係が始まってから、泉美の巧みな言葉責めと徹底した調教で、脚フェチマゾであることに、この上ない喜びを感じていた。

「圭介、泉美の鞄を開けてみて。」と、泉美は言った。私が気になっていた大きな鞄を開けてみると、中にはガムテープ、赤い大きな蝋燭、ライター、ガーターストッキングとガーターベルト、黒いレザーのビスチェに下着とロンググローブ、そして、私が買ってあげた黒のニーハイブーツ。「お母さんの箪笥の中から、面白いものがいっぱい出てきたの。これだけあれば、泉美が楽しめるかなあ、と思って。圭介の好きな写真に載ってたことは、できるっしょ?圭介、お仕置きが楽しみでしょ?」泉美は私にあまりに冷たく残虐な、蔑みの笑みを浮かべていた。

前のページへ戻る


お問い合わせ

↑トップへ